幼稚園の時からなぜかテレビが好きでした。
前日に見たテレビの話を、次の日先生にひたすらしゃべり続けるということをしていたみたいなんですよ。
先生からはテレビの見すぎだ、と心配されていました。

また、父親の影響で小さいころからよくジャズを聴いていました。
出かけるとき車に乗ると決まってジャズが流れて、
「よし、これに合わせて手を叩いてみろ」という調子で、
自然に慣れ親しんでいましたね。

小中学校では、特にクラスで目立つタイプというわけではなかったのですが、
中学から部活でやっていたバスケだけは得意で、力を入れていました。

でもそのバスケも途中でやめてしまったんです。
当時、夕方の時間帯に少し前にやっていたドラマの再放送をどうしても見たくて、
時間が被る部活を邪魔に感じてしまい、ついには顔を出さなくなってしまった。

何にそこまで惹かれていたのかはわからないのですが、
ドラマのエンドロールを見て「これはこの監督が作っているからこういうテイストなんだな」というように、
自分なりに解釈していくのが楽しかったんです。

そんな中学時代を経て、東京に出てもっと広い世界を見てきた方が良いという父親の勧めもあり、
東京の高校に進学することに決めました。