あなたに選択肢はありますか?

現在「働くスポーツアスリート」として、注目を集めている渡邊大介さん。いつも意識しているのは自分の限界に挑戦すること、言い換えれば「自分のリミット」を外すことだそうです。何がそこまで渡邊さんを挑戦に駆り立てるのか、お話を伺いました。

渡邊 大介

わたなべ だいすけ|新規事業開発
株式会社サイバーエージェントにてメモ共有サービス「INTELY」、
ビジネスパーソン向けイベント「SHAKE100」、Q&Aサービス「Qixil」などを運営する事業部の統括をしている。
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いつでも選べるようにしたいんです


幼いころから「興味の対象」が一定期間で変わる人間でした。
小学校から中学時代は剣道→ボクシング→相撲→サッカーと興味の対象が変わっていき、
中学では継続してサッカーをしていましたが、高校ではバンドに熱中、大学では勉強ばかりといった調子でした。

就職活動のタイミングで、自分の性格について振り返り、
入社後もやりたいことが変わる可能性について考えました。

この自分の性分を考慮した時に、仕事における興味もきっと変わるだろうと考え、
実際に自分の興味が変わった時に(例えば広告→メディアというように)
いつでもその選択肢を選ぶことができるよう、力をつけておこうと思ったんです。
やりたいことができた時(あるいは変わった時)、それを選択できないのは嫌ですから。

就職活動では様々な会社から内定を頂きましたが、
①業界が伸びている、②会社が伸びている、③若くして出世できる
この3つの条件が揃った今の会社を選択しました。

社会人になってからは、とにかく働きましたね。

まずは仕事で結果を出す必要があると考え、毎日夜遅くまでひたすら量をこなすようにしました。
あまり効率的ではないかもしれないのですが、
こうして「量をこなすこと」が仕事の「質」を向上させ、
結果として、自分に与えられる権限や使えるリソースも増え、
最終的には自分がやりたいことを「選択できる」自由度が高まることにつながります。

こうした経験から、僕が力をつけるために常々意識していることは、
「目の前のことに全力で取り組む」ということです。

よく仕事に愚痴をいう人がいますが、
その多くの人は「目の前のこと」に全力を尽くすことなく文句を言っていることが多く、
「まずは結果を出すべく量をこなせ」と思いますね。

僕は新卒の頃から、深夜過ぎまでワーカーホリックのように働いていた気がします。

自分のリミットを外す感覚


そんな風に一生懸命何かをしていると、自分の進化を感じられる瞬間があるんです。

昔、結婚式の6か月前にとった写真があまりにも悲惨だったことに危機感を覚え、
ウェディングダイエットをしたことがあります。
食生活を改善し、軽い運動を始めた事で、15キロもの減量に成功したんです。

でも、同僚や仲間から「絶対にリバウンドをする」と言われたんですよ。

そんなの嫌だったし、馬鹿にする同僚の言うとおりになるのもしゃくなので、
体系維持のために、ランニングを始めたんです。

それから一生懸命走るようになって、ふと気づいたんですよ。
どんどん走るタイムが速くなっていると。
自分が進化していると。

小学生の時や中学生の時って、毎年何もしなくても50メートル走のタイムが上がっていくじゃないですか?
でもだんだん年齢を重ねるにつれて、そのタイムは下がっていく。
人間の身体能力ってどんどん退化していくんですよね。
ただこの「退化している」って状況にみんなは気づいていないか、気にもしていない。
これってすごく危険なことだと思うんです。

僕は、この年になっても人はもっと速く走れるようになるということに気づいたんです。
この時、今まで感じたことのない感覚に出会った気がします。
過去の自分を越える感じというか、自分のリミットを外す感覚ですね。
これって、本気でやってみて初めて気づいた感覚なんですよ。

この「進化の感覚」をきっかけに走ることに目覚め、最近ではメディアに取り上げてもらうことも増えてきました。

こうして足が速くなると、他のスポーツに取り組むという選択肢が増えてきます。
僕は今ではランニングだけでなく、山道を疾走するトレイルランニングや、
スイム→バイク→ランの3種目を一人でこなすトライアスロンにも取り組んでいますが、
これも選択肢が増え、それを選ぶことができる自由の好例だと思っています。

たまに、悩んでくよくよしている人がいますが、
そういう人って目の前のことに全力で取り組まず、成果を出していないから、
選択肢すらないことが多いんですよね。

「くよくよ悩むんじゃなくて、とりあえず全力で打ち込んでみろ」

僕はいつもそう思っています。

まず、アクションしてみて、リミットが外れるまでやりきってみる。
そうやって、やりきることの結果として、選択肢が広がっていくんだと思います。

心臓が鼓動を打つ回数は決まっている


人間の心臓は鼓動を打つ回数が決まっていて、その回数に達したとき時に、
人は寿命を迎えるという話があるじゃないですか?

僕もその考え方をけっこう信じています。
でも、限界に挑戦したり、緊張したら、当然心拍数ってめちゃくちゃ上がるじゃないですか?

起業のために様々な場でプレゼンをすれば、そのたびに心拍は上がるでしょうし、
もちろんレースで本気を出して走れば、心拍数は上がります。
つまり、寿命を減らす行為なわけです。

じゃあ「寿命を減らさないために、何でもかんでもほどほどに過ごすのか?」というと、
それはつまらない人生だと思うんですよね。

自分の限界に挑戦し続けることに、心臓の鼓動を使っていきたいんですよ。多分そっちのほうが楽しい。

有限な命を燃やすなら、だらだら燃やすんじゃなくて、やれるところまで全力で燃やし切る。
それが僕のスタイルですし、そう生きていきたいです。

くよくよ悩まなくていい。目の前のことを全力でやりきる。
そうしたら、また新しい世界が見えて、色々な選択肢が生まれると思うんです。

そんな風に自分のやりたいことを実現していこうと思います。

2014.03.28

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