僕は神奈川県の横浜市で生まれ、5人兄妹の長男として育ちました。幼い頃から人と人の間を通訳のように取り持つことが得意で、喧嘩の仲裁をしたり、誰かが伝えたいことを代わりに他の誰かに伝えるというようなことをよくしていました。

また、兄妹の中で唯一の男であったため、漠然と中村家を守らなければという意識を持っていたように思います。父親が帰宅するまで夕食に手を付けない環境で育ち、あまりやんちゃなことはせず良い子でいるようにしていましたね。

小学校の頃から勉強は嫌いではなく、真面目な生徒として過ごしていて、勉強は特に国語が得意で、学校の授業が楽しかったので自然と成績も良い方でした。5人兄妹という家庭の事情から高校は公立1校しか受験できない状況でしたが、学区内トップの県立高校を受験し合格することができました。

高校入学後は剣道部に入部し、部の活動に打ち込んでいました。実は小学校1年生の時に剣道教室に通って習っていたので、周りに負けたくないという気持ちから練習に励むようになったんです。剣道自体の楽しさに気づき、部活の先輩・同期・後輩にも恵まれて、高校3年間活動を続け部長の役職も経験することができしました。

そんな生活を送っていた高校2年生の頃、周りの同級生が英検や漢検を取得したという話を聞いていて、「自分も何かやってみたいな、やらないといけないのかな」と考えるようになったんです。

ただ、みんなと同じことをやっても追いつけないしつまらないと思い、何かないかと探していたところ、僕が小さい頃から母親がいつも家計簿をつけていたことを思い出して、自分が代わりにやってあげられればいいなという思いから、たまたま通信教育の広告で、簿記の資格が目に入ったんですよね。

はじめは覚えないといけないことも多く慣れるのに苦労しましたが、だんだん答えを出す楽しさに気づいていって、コツコツと勉強を続けた結果、高校3年生の時に簿記3級と商業簿記2級の資格を取得できたんです。