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高校初日で退学、バイク・喧嘩からSASUKEへ。
苦しみの中に見いだした「可能性」

川口 朋広さん/ミキサー車運転手

はてぶ

【7月3日放送 TBSテレビ『SASUKE 2014』特集】 TBSテレビ「SASUKE 2014」の放映までの1週間、another life.にて出場選手7名の人生にフォーカスした特集企画を実施します!  ミキサー車運転手として働く傍ら、SASUKEに挑戦する川口さん。前回の挑戦後から、ご自身を取り巻く環境が変わったことで、「今が一番強い」と話しています。エスカレーター式の私立校の「不良少年」がSASUKEと出会い、人生の苦悩を経て新しい可能性を見い出すまでには、いったいどのような背景があったのでしょうか?

高校入学初日に退学

世田谷の裕福な家庭に生まれ、幼稚園から私立に入っていました。いわゆるエスカレーター式に進学できる学校で、試験をやった記憶も無いような感覚でした。

中学生になるくらいから親の仲があまり良くなくなっていき、家族でそろってご飯を食べることがなくなり、学校の行事にも来なくなりました。そして中3の頃、ついに離婚してしまったんです。

自分自身、その頃から学校ではじけ出していました。高校にも上がれるし、押さえつけるものもなく、仲間と遊び歩く日々でした。悪いことができる友達と一緒にいないと面白くないと思っていましたね。

また、サッカー部にも入っていたのですが、目立ちたがりで、人から指図されるのが嫌いなため、ずっとキーパーをやっていました。とにかく何をするにもトップになりたかったし、負けず嫌いだったんです。

そんな状態で中学を卒業した春休み、仲間内のグループでもめ事を起こしてしまいました。そして、高校の入学式の朝、先生が家に来て謹慎が告げられ、結局そのまま高校を退学することになってしまったんです。

その後、定時制の学校を紹介されたものの、通学に時間がかかることもあり、1年間通って辞めてしまいました。それからは地元の仲間とバイクを乗り回す日々でした。夕方からコンビニに溜まって、朝までバイクで走って、次の日の夕方に起きて、また同じコンビニに溜まりに行く、というのを繰り返していましたね。

そんな生活を繰り返し、18歳になり免許をとると、 車欲しさから、働かなければと思い、トラックの運送会社でアルバイトを始めるようになりました。まだやんちゃ気質が抜けず、買った車を乗り回し、ドリフト族みたいなことをしていましたね。

「これができたらカッコいい」