幼いころから身体は小さかったですが、走ったり、跳び箱を飛んだり、体を動かすことが好きでした。特に一輪車等、「できないことをできるようになる」ことが楽しかったんですよね。

小学校の頃は、体操の選手になり、金メダルを取ることを夢見ていて、中学に入ってからは、バック転やバック宙を覚えるために体操部に入部しました。特によい記録を残したり、何かで一番になったりするような選手ではなく、金メダルの夢もすぐにあきらめてしまいましたが、部活は楽しかったですね。

そのまま高校でも迷わず体操部に入ったのですが、自分以外誰も入部しなかったため、すぐに廃部になってしまったんです。どうしたものかと思いながらも、他の部活に入ろうという気持ちは無かったんですよね。人と競うと力がうまく出せないし、団体競技も苦手で。

結局、廃部後は、授業後に学校のトレーニングルームに一人で通うという生活になりました。明確な目的は無かったのですが、身体が華奢だったこともあり、トレーニングをするのが楽しく感じたんです。

また、運動は比較的満遍なくできたのですが、小さいころに海でおぼれたトラウマから、水泳だけは全くできなかったんですよ。とにかくできないスポーツがあるということが気に食わなかったので、それを高校のうちに克服しようと思ったんですよね。そんな思いから、毎日のように友人に水泳を教えてもらうようになりました。泳げるようになることを夢にまで見ていたので、実際に泳げるようになった時は、本当に嬉しかったですね。

やっていてよかったな、という達成感がありました。