小学校低学年の頃から「魔神英雄伝ワタルシリーズ」がキッカケで、アニメにはまっていきました。メディアミックスの先駆け的な作品で、アニメと繋がってはいるけれど違う世界の話を小説で描いたり、色々な媒体で一貫したストーリーが展開されていたのが面白いと思ったんですよ。アニメだけではなく、ゲームや小説、ラジオやおもちゃも全て追いかけました。

この頃から、いわゆる「アニメオタク」でしたね。中高大と、サッカーやバンドなどもやっていたのですが、オタクではあり続けましたよ。

高校生くらいになると、アニメの「版権」とかに興味を持ち始めました。好きだったアニメの版権元の会社が変わり、その会社の利害によってアニメの内容がつまらなくなることもあって、版権をどこが持っているかを知っておくことはオタクにとっては大事だったんですよね。

そんな生活の中、大学3年で就職活動の時期を迎え、友人に「アニメが好きなんだから、玩具メーカーとかいいじゃん」と言われて、確かにそんな道もあると思い始めました。また、小学生の時に泣くほど感動して、大好きだったアニメがあったのですが、そのアニメを明らかに「パクった」アニメ映画がその時期に公開されて、憤慨したことがあって。著作権を行使して、なんとか「復讐」できないかと思い弁護士の道も考えたのですが、理系から転向して勉強するのも難しいと諦めていました。

そんな時、弁理士という仕事を知ったんです。弁理士は、理系だった学生が、企業に入って知財に関して実務を経験した後、資格を取得するというのが一般的だったので、まさに自分に合致していると思いました。

理系だったので、日本の技術やその保護にも関心があったことも拍車をかけ、将来弁理士になることを見据え、知財の仕事ができそうな玩具メーカーに就職することにしました。