私は宮城県で生まれました。両親は私が小学1年生の時に離婚して、私は父に引き取られました。しかし、毎日違った彼女が家に来て私の面倒を見るような環境で、見かねた母にすぐに引き取られました。

その後も、一時期祖父母宅に預けられたりと、複雑な家庭環境でした。また、勉強も運動もできなかったので、たまに学校に行けばいじめられる生活。とにかく周りの人が何を考えているのか怖くて、いつも人目を気にしていました。

そんな生活だったので、自分の人生に対しては全く期待感を持っていませんでした。そして、深く考えてもどうすることもできないのが分かっていたので、何でも素直に受け止めるようになりました。ただただ寂しく、母にかまって欲しくて家中の薬を飲んで自殺未遂をしたこともありました。

そんな生活が続き、中学卒業後は働こうと思っていました。ただ、母に高校を出たほうが選択肢が増えると言ってもらえたので、進学することにしました。それまでは学校にあまり行かずに母に心配をかけたので、高校では「学校を休まないこと」に決めました。

また、友達に誘われるまま、少林寺拳法部に入ることになりました。最初は人と触れ合うことに恐怖心はありましたが、どうせなら人に好かれたいと考えるようになり、元気に返事と挨拶をすることを心がけました。すると、次第に人付き合いにも慣れてきて、部活で後輩を指導する楽しさを感じるようになりました。

そこで、将来は先生になりたいと思うようになり、大学を受験したんです。ところが、結果は不合格。人生はそんなにうまくいかないものだと再認識しましたが、自分の人生でまさか夢を見られるなんて思ってもいなかったので、それだけで満足でしたね。

そして、母から「2年間位遊んだら」と専門学校を進められたので、名前がカッコよかった「仙台YMCA」という専門学校に行くことに決めました。