私は島根県出身で、3人兄弟の末っ子として高校を卒業するまで実家で育ちました。

小学校の頃から映画が好きで、レンタルビデオ屋に行っては様々な映画のビデオを借りて観ており、その中で過去の歴史スペクタクルなども観たりして、次第に歴史の魅力に惹かれるようになっていきました。

そして高校で進路を考える頃には、将来は歴史学者になろうと思い、兵庫県にある大学の文学部西洋史学科に進学し、真剣に歴史学者を目指して勉強を始めました。

もともと、西洋史を学ぼうと考えたのは、高校の頃に観た、古代ローマを舞台にした「スパルタカス」という映画が好きでローマ史に興味をもっていたからです。

大学を卒業後は、学者への道に向けてさらなる知識を習得するべく、大学院への進学を考えていました。

ところが、ローマ史の領域で歴史学者として研究を行うには、英語だけでなくギリシャ語やラテン語なども習得しなければならなかったうえ、ローマ史の講座を開講している大学も少なく就職口が狭いこともあり歴史学者になることは非常に難しいことがわかったんです。

それに私は慎重な人間だったので、半端な気持ちで学者の道を選ぶことはできず、学者になることは諦めることにしました。

とはいえ、他にやりたいことは特になく、一般企業に勤めようとも思っていなかったので、半ば受動的な気持ちで公務員になることに決め、大学を卒業後は大阪市役所職員として働き始めました。