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日本文化の魅力を日本、そして世界へ!
海外での挫折を乗り越えたどり着いた使命。

神森 真理子さん/日本文化の魅力を伝える

はてぶ

日本の文化を通じて人々の生活をより豊かにすることを目指し、日本文化に関わる様々な事業を展開するジャパントラディショナルカルチャーラボ 代表の神森さん。ベルギー、フランスでの生活を通じてたどり着いた「ミッション」とは?「人生は自分で切り拓いていくもの」と語り、挑戦し続けている神森さんにお話を伺いました。

「理解し合うこと」の難しさ


私は東京で生まれました。小学校1年生の夏休みに父の転勤でベルギーに引っ越すと、現地の学校でいじめられるようになりました。そんな経験は初めてで、原因は自分にあると思っていました。自分は醜く、価値がない。生きている意味なんてないのではと。

しかし、そんな弱音をはくと、普段穏やかだった父にひどく叱られてしまったのです。父は、私のことをいつも大切に思い信頼し応援してくれていることなど、多くのことを伝えてくれました。この時、自分は両親・家族からどれほどの愛情を注がれ生かされているのかを感じ、生きていることに対する感謝の思いや、自分の存在を認めてもいいと自信が込み上げてきたのです。

そして、改めていじめの原因を考えた時、「未知の存在」だと思われていることに根本的な問題があると感じたのです。学校には日本人は私ひとりでしたので、周りの人は日本という国や文化を知らないですし、私自身もそれを伝えることができない。周囲もよく分からないから、拒絶してしまう。

同様に、周りからすると私個人も何者か分からないのだろうと思い、語学を身につけると同時に、まずは自分の圧倒的な強みを発揮することで、私という人間を知ってもらうことにしたのです。語学のハンデが少なく、結果が明らかな算数や記憶系の勉強をひたすら頑張ったり、「日本人とは?」「自分とは?」「生きるとは?」ということを日々考え発信したりするうちに、次第にいじめはなくなっていき、気づけば周りと仲良くなっていました。

この経験から、価値観が異なる人、特に国籍の異なる人同士が本質的に理解し合い対等な関係を築くためには、核にある「文化」を理解し認め合うことが大切だと実感し、将来は日本文化を海外に伝える活動をしたいと、漠然と考えるようになりました。

そして、4年ほどして日本に帰国しました。しかし、正直なところ、対等と思える程の関係は築けなかった挫折感もあり、いつかもう一度海外で挑戦したいと思っていました。





人生は自分で切り拓いていくもの