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みんな会ったことのない誰かに支えられている。
細胞を通じて、心を癒す体験を提供したい。

Oumaさん/細胞アーティスト

はてぶ

細胞アーティストとして制作活動を行うOumaさん。獣医からアーティストに転身と珍しい経歴をお持ちですが、「今も獣医と本質的には変わらないんです」と語る背景には、どのような思いがあるのか。もともとは安定志向だったOumaさんが、次々挑戦していくようになった背景にはどんなきっかけがあるのか、お話を伺いました。

病院の匂いが好き

私は大分で生まれ、東京で育ちました。

小さい頃に川崎病で入院したことがあって、毎日注射で泣いていました。
しかし、先生や看護婦さんがいい人だったからか、病院という空間が好きでした。

ただ、医療の道に進みたいとは全く思っていなくて、読書が好きだったので、将来は編集者になりたいと思っていました。
でも、高校1年生で文理を選択する時に、突然「獣医になりたい」と思いついちゃって、理系の道を選んだんです。
自分でもなぜかは分からないけど、「自分は獣医になるんだ」と確信に近い感覚でした。

とはいえ、獣医学科に入るには学力が全然足りてなかったので、
他に何か方法は、ということで推薦入学を目指すことにしました。

色々な大学の獣医学部の先生に会いに行き、自分が獣医学部に入りたいと思っていることを伝え、何を面接で話せばいいのか精査していきました。
また、川崎病が心臓の血管の病気だったので、心臓に関わることを勉強したいと思い、循環器科の先生に入試前に電話を入れました。
そのことが担当面接官の耳に入っていたこともあってか、無事に麻布大学に進学することができたんです。

大学では勉強をしつつ、小説を書いたり、自分でキャラクターをつくってイラストを書いたり、趣味で色々なことをしていました。
ただ、仕事としては将来は一生獣医を続けると考えていました。

生きていることと死んでいること