東京都足立区で生まれ、小中と地元の学校へ通いました。小学3年生のとき初めてテレビで映画を見てから、映画が好きになりました。「ロッキー」や「トップガン」、「ベストキッド」などを夢中で見ていましたね。映画の影響で自然と音楽も好きになり、映画と音楽の世界にのめり込んでいきました。ファミコンもバンバンやってました。

父に外食に連れて行ってもらうのも好きでしたね。食品会社に勤めていた父は、食へのこだわりが異常に強く、相当な食品マニアだったと思います。世間に知られていない飲食店をよく知っていて、町中華から誰もが知る名店までいろいろな店に連れて行ってくれました。

時には、スナックに一緒に行くこともありました。子どもながらに大人の世界に関わっていることが面白かったです。父と店の人が話している姿や、常連客同士のやり取りを見て、社会の礼儀のようなものを学びました。

高校に入ると、ラグビー部に入部し、毎日部活仲間と一緒に練習したり遊んだり。まだ働きたくなかったので大学に行こうと考え、一浪の末、なんとか群馬県太田市の大学へ進学しました。

大学の周辺は有名な企業がいくつもある工業地帯です。需要があるおかげで飲み屋街が発展していました。成人して飲酒ができるようになってからは、毎日飲み歩いていました。バーや酒場ってかっこいい映画のシーンによく出てくるでしょう。そんな場所で自分が飲めることが楽しくて仕方なかったんです。

よく行っていた飲み屋で、映画好きのマスターと仲良くなり、アルバイトを始めました。マスターは話がすごく面白くて、映画だけじゃなくジャズやハードボイルド小説の良さなんかも教えてくれました。

飲む範囲は徐々に大学の外にも広がっていき、いろいろな店を巡っていましたね。飲みに行くと、店ごとに違うコミュニケーションが生まれるんですよ。それが面白くて、店主や知らない人と話しやすい、カウンターがあるお店を選んで飲みに行くようになりましたね。