僕の父親の職業はちょっと珍しいかもですが絵描きでした。
絵描きという職業は若くして成功する人は少ないもので、御多分にもれず父の絵を買ってくれる人は少なかったんですね。
しかし父親の人柄もあったと思います、知人が友人を、お客さんがお客さんを連れてきて、毎晩、毎晩、絵を買う代わりに大宴会が行われていました(笑)
そんな時には、子供たちも一緒について来ているので、兄と僕はその子供たちのお世話係です。みんなでトランプしたり、
組体操を練習して親の前で発表して喜んでもらったり、色々なことをしましたね。

そんな風に、みんなが楽しんでくれるのがうれしかった一方で、僕がいつも気になっていたのは、なかなか遊びに入り込
めていない子供たちです。どうやったらその子たちが輪に入りやすくなるか、楽しく遊べるようになるのか、
いつの間にか考えるようになっていました。
小学校から大学、社会人までずっと野球部に所属していたのですが、野球はヘタクソでも盛り上げ役ばっかりしていたのは
そんな原体験があるからですかね(笑)

今、自分の幼少期を振り返って思うのは、いつもたくさんの人に囲まれて生活をしていたということです。そのおかげで、
こんなに明るい性格になってしまったのかもしれません(笑)

社会人になってからも、たくさんの人に囲まれて、一緒に盛り上がったり、いろんな相談を受けることが多かったです。
部下や友達、家族問わず様々な相談を受けていました。たまにそんなに人の話ばかり聞いて大変ですねと
言われるのですが、楽しいから苦にならないんですよ。
むしろ自分としては、人が大好きだったし、相談にのることが好きだったし、人の役に立てていると考えていましたから。
充実した毎日だったと思います。