大学生くらいまでは特にこれといってやりたいことはありませんでした。

ただ、本を読んだりするうちに、高齢化が進んでいる現代社会では、
年功序列の日本式経営はもう無理だという感覚がありました。
だから、20代を日本企業で過ごすのは損だと思い、就職は外資系の企業にしようと決めていたんです。

また、個人的な考え方として、「成長している業界についていく」というキャリアプランを持っていたので、
まずは「ITバブル」のまっただ中に外資系のIT企業に、
その後、中国での自動車バブルを機に、自動車メーカーに転職しました。

両方ともグローバル企業で、外国人とも一緒に働く機会が多く、
海外を意識する機会も増えていきました。

特に、自動車メーカーでは今まで関わったことが無かったラテン系の人たちとも仕事をするようになり、
彼らの話を聞いているうちに、だんだんと「南米に遊びに行ってみたい!」という気持ちが湧いてきたんですよね。

ただ、最低3週間は休暇を取りたいと思いつつ、そんなに休める状況でもなかったので、
思い切って会社を辞めて、世界一周をすることにしました。

当時は、世界的に景気が上向きだったので、「いつでも帰ってくれば仕事に就けるだろう」などと気楽に考えていたんです。

ところが、世界一周の途中でニューヨークにいるとき、「サブプライムショック」が直撃しました。

正直「ああ、これはあかんな」と思いましたね。(笑)

でも、今日本に戻っても確実に仕事がないだろうと思い、割り切って旅を続け、
南米やインドで遊び続けてから帰ることに決めたんです。