大学時代は、いわゆる「普通の大学生」だった気がします。

将来に役立つ学問という理由で、経営工学を先攻し、フットサルのサークルに所属し、
居酒屋のバイトをして、彼女と同棲という感じでした。

就職活動の時期になると、早く終わらせたいという気持ちがあったので、夏前から説明会に参加し始めましたね。

その中で色々な業界の話を聞いて、多くの人に会ったのですが、
どうもIT系の企業で働く人と価値観が合うんじゃないかと思うようになったんです。
それに、IT系を志す学生もすごい人が多かったんですよね。
学生の時からインターンやイベントの運営など、社会人に近い環境で実績を積んでいる人がたくさんいました。

また、ちょうど同じ時期に、学生向けのビジネスプランコンテストに参加したことがありました。
大学の仲間内で参加したのですが、かなりいいものが出来た手応えがあったんですよね。

ところが、結果は予選敗退でした。
そして、決勝に残ったチームのプレゼンを見たときに、圧倒的な違いを感じて、衝撃を受けたんです。

自分たちの知識・経験不足が完全に露呈したんですよ。

それまで、実践的な授業等を通じて、社会に出て通用するスキルを学んで来たつもりだったのに、
使い道のイメージが出来ていないことを、痛感したんです。
その後の面接でも、話をしていて「何か違う」という感覚を拭えずにいました。

そしてついには、起業家を輩出するというビジョンに共感して志望していたメガベンチャーの最終面接で落ちてしまったんです。

「やっぱりだめだ、このまま就活を続けても自分が活躍できる場所は見つからない」

それが正直な感想でした。
自分にはとにかく実績が足りない、まずはそのためにインターンをしようと思ったんですよ。

選考中の会社も辞退し、一度就職活動は中断することに決めました。