僕は、中高一貫の有名進学校に通っていました。その中で特徴的だったのは、文化祭。予算管理から企画、運営まで全て学生で実施するんですよ。ユニークな企画も多かったですし、何より仲間と一緒に最初から最後まで作り上げたので、出来上がった時の嬉しさは格別で、当時の仲間は30歳を越えた今でもよく集まったりしている仲です。

そんな高校生活を謳歌した結果、ロクに勉強していなかったこともあって、大学受験ではどこにも合格できずに浪人することになりました。

一浪目。世間的には超が付く進学校でしたが、中高時代を楽しみ過ぎる人が多く、友人の多くも浪人していたので、特に違和感なく浪人時代を過ごしていました。

それなりに勉強もして(したつもりになって)受験シーズンを迎えましたが、周りが次々と合格を決める中、結局この年も僕は一校も合格できずに二浪の道を選ぶことになります。

二浪目。二年となるとさすがに周りで同じような境遇の人は少なく、予備校で新しい友人をつくることもなく、一年間孤独を感じて過ごしていましたね。

中高時代の仲間からは楽しげな大学生活の話を聞くばかりで、置いてけぼりになった感覚もありました。また、情けない話ですが、当時は一体何のために浪人しているのかもわからなくなっていました。結局、三度目の受験も失敗して、なんとか合格した第五とか六志望くらいの大学に進学しました。

大学に入ってからも、先に進んでいる友人を見てただただ焦るばかりでした。就職活動時、「先を行っている彼らに追いつきたい」そんなことばかりを考えていた気がします。

ただ、あらためて自分がやりたいことを考えた時、中高時代に文化祭で盛り上がった仲間とその時と同じような感覚で、一緒にビジネスができたら面白いだろうなと思うようになりました。

そこで、自分が成長し、彼らに追いつき追い越すことでそういったことが出来るのだろうと考え、コンサルティングファームを中心に就職活動を行いました。