僕は、生まれて4ヶ月後から5歳になるまで、アメリカで過ごしました。
父親が、英語を身に付けるためにも子供を海外で育てたいと考える人だったので、
生まれてすぐに海外に出ることになったんです。

しかし、小学校入学前に日本に帰ってきて、4年生の時にまた父親の仕事の都合でニューヨークに戻った時には、
英語を完全に忘れてしまっていたんです。
授業についていくだけでも大変だったし、真面目な性格で、先生に怒られるのが嫌だったので、
小学校6年生の時には、宿題をやるために深夜3時まで勉強することもよくありました。

そんな性分もあり、中学卒業後また日本に戻ることになった時、 高校受験は全勝し、希望の高校に合格することができました。

ところが実際に入学してみると、カルチャーショックを受けてしまったんです。
そこではいつも一定のグループに所属してみんなが行動していて、それにどうしても違和感を覚えてしまいました。
更に、私の高校は中学からの内部進学も多く、既にグループができていたので、
そこに自分の居場所を作っていくのに苦心し、「自分のいる意味はあるのだろうか」と疎外感を感じることもありました。

しかし、中学からやっていたドラムをやるためにバンドに入ったり、友達に誘われてブレイクダンスを始めたりして、
次第に友達も増えていき、学校が楽しくなっていったんです。

また、勉強についても英語が得意だったので、大学受験もなんとか第一志望に受かり日本の生活に適応していきました。