石川県の田舎で生まれ育ちました。
母親が教育熱心なこともあり、小さいころから様々な習い事をやっていたのですが、
特に親から勧められて中学まで続けていた剣道には本当に没頭し、県大会で常に上位の成績を収める程でしたね。

でも通っていた中学が荒れていたこともあり、だんだんとやんちゃをする友達とつるむようになっていきました。
そして中学3年生のときに部活で禁止されていたにも関わらず茶髪に染めたんです。
最初はなんとかスプレーで隠していましたが、すぐにそれがばれてしまいました。

当時僕は剣道の推薦で進学する高校も決まっていたんですね。
ところが茶髪が原因で進学は取り消しになってしまったんです。

中学3年生の後半のことだったので、今更行く高校もなく、困ってしまいました。
でもそのとき、ふと中学2年生くらいから友人の影響で始めていたギターのことを思い出し、
これで食べていけないかと考えたんですよね。

「自分は石川の田舎に収まっているような人間じゃない!」とも思っていたんです。(笑)
だから単身東京に出て、音楽の専門学校に進学することに決めたんです。

上京後は、専門学校に行きながら通信制の学校に通う生活を始めました。
1日10時間くらい、朝から晩までギターの練習をしていましたね。
でも半年くらいやってみて、やっぱり自分には音楽の才能はないと気付いてしまったんです。

そこで専門学校を辞めて、アルバイトをして過ごしていたのですが、
1年ほど経ち親の勧めもあって結局石川に戻ることになりました。

地元に戻ってからはそのまま通信制の高校に通い続け、ショップの店員をしたり、バイト先の仲間とバンドを組んだりして好きなように過ごしていました。
でもある時、バイト先の店長に「お前は頭は悪くないんだから、大学を目指してみてはどうか」と言ってもらったんです。

それまで大学に行こうとは思ってもみなかったのですが、
高校が通信制だった僕はキャンパスライフに強く憧れ、大学受験をすることに決めたんですよ。

それからは、行きたかった大学の受験科目に絞って必死に勉強し、
第一志望こそ落ちてしまったものの、無事東京の私立の大学に現役で合格することができました。