嫌われる「広告」やめませんか?
起業で叶える「親孝行」。

「webマーケティングの新しいカタチを創る」というミッションのもと、「広告」を「情報」に変えるサービスを創る柴田さん。30歳で起業すると決め、大企業で新規事業を創り続けた原動力となったのは、学生時代に起こったある出来事がキッカケでした。

柴田 泰成

しばた やすなり|「広告」を「情報」に変える起業家
企業のオウンドメディアの企画・運営の代行、オウンドメディアのポータルサイト、
記事のアドネットワーク等のサービスを運営するサムライト株式会社の代表取締役を務める。

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父の想いと起業の決意


名古屋に生まれ育ち、実家は会社をやっていました。幼いころから仲間の中心に立って行動するタイプで、小・中学校では生徒会長、少年野球やバスケットボールチームでも、ずっとキャプテンをやっていました。小さいコミュニティの中ではありましたが、勉強もスポーツも一番で、順風満帆な日々でした。

一方、中学の後半は反抗期気味で、夜遅くまで家に帰らなかったり、ケンカをしてみたり、親に反抗して迷惑をかけるような、やんちゃな一面もありました。

そんな中学時代を経て、高校に入り、少しづつ反抗期も落ち着き始めた頃、父が急死してしまったんです。

私自身、親と接することに対して恥ずかしさを感じていたこともあり、最後に父と、どんな会話をしたのかさえ覚えていないんです。優しい父親だったので、なんでも好きなことをさせてくれていました。それなのに、自分は反抗的な態度で。本当に後悔したんですよ。
 
私は知らなかったのですが、母から、父が生前、私に会社を継いで大きくしていってほしいと話していた、という話を聞いたんです。だから、父の気持ちを汲んで、自分で会社を立ち上げ、社会に影響を与えることで、親孝行をしようと決めました。生活が一変し、どう生きていこうかと考えていた私は、将来起業しようと決めたんです。

30歳で起業する


明確な目標が決まってからは、まっすぐに行動を起こしました。まずは、より多くの情報と人脈を求めて東京に出ようと思い、都内の私大の経営学部に進学しました。

入学後は、様々な大学の人たちと一緒に学生団体を立ち上げ、実際に起業している方のお話を聞きに行ったり、学生を集めて面白いベンチャー企業にインターンの紹介をしたりと、積極的に大学の外に出て輪を広げる活動に注力していました。

多くの起業家の方のお話を伺う中で、

「20代は修行、まずは働いて人間を磨くべき」

というメッセージが刺さったこともあり、漠然とですが、30歳に起業しようというようなイメージをもつようになったんです。

そんな背景もあり、就職活動でも修行の場を選ぶような感覚でしたね。ちょうど、ライブドアの堀江さんを中心とした「ヒルズ族」が話題になっていたこともあり、ITに強くなった方が、チャンスが大きいのではないかと感じたこともあり、同じくニュースをにぎわせていたIT企業に入社することに決めました。

新規事業コンテストでの優勝、そして失敗


会社に入社してからは、アドネットワークに携わる事業部で働きながら、自分で新規事業を立ち上げることを目標にしていました。ちょうど1年に1回、社内で新規事業のコンテストがあったので、社会人1年目に「いつかこのコンテストで絶対に優勝しよう」と、決意したんです。

ところが、簡単に成果は出ませんでした。毎年応募するのですが、なかなか思うような結果が出ず、それが悔しくて、毎日ビジネスプランを考えることを日課にしていました。

そんな努力の甲斐もあり、5年目にしてやっと、1700件の応募の中で優勝することができたんです。1年目から掲げた目標だったため、すごく嬉しかったですね。結局、色々な理由でそのプラン自体が実現することはなかったのですが、同時期に立ち上げる計画があった、共同購入クーポン事業のプロジェクトリーダーへの抜擢にもつながったんです。

その規模のプロジェクトに自分と同じ年代でリーダーに抜擢される社員がいなかったこともあり、意気込んで取り組みました。

ところが、サービス立ち上げのタイミングで、震災や業界内トラブル等が重なり、自社のサービスは、競合に対して後手に回ってしまいました。その後も巻き返すことができず、最終的には事業をたたむことになってしまったんです。その事業を大きくして会社に恩返しをしようと思っていたので、失敗したことはとても悔しかったです。

その後、起業を考えていた30歳までの残りが少ないこともあり、別の環境で挑戦するため、転職することに決めました。

大きな波の先頭にいる感覚


転職先でも新規事業へのこだわりは変わらず、すぐに家具のサイトの立ち上げに参加することになりました。

新しいサイトではウェブマーケティングの担当もしていたのですが、会社のやり方として、広告費用をかなり投下するようなマーケティングが中心だったのに対し、メンバーと話し合い、あえて広告費用をかけず自分たちでコンテンツを作り、「広告」ではなく「情報」により集客をすることに挑戦してみたんです。

実際にやってみると、思った以上に成果を出すことができ、かなりの手応えを感じました。何より、広告予算を割けないスタートアップや、ニッチなサービスを展開している会社など、他の会社にも転用できる、と感じたんですよね。

いわゆる「コンテンツマーケティング」の大きな波を感じました。しかも、アドテクノロジーとコンテンツマーケティングの両方のキャリアを積んできた自分は、その波が起こる領域で、先頭にいる気がしたんです。

奇しくも、ちょうど30歳を迎えるタイミング、私は、自分の強みが一番活かせる分野で、起業することを決めました。

「広告」を「情報」に


現在は、企業のオウンドメディアの企画・運営の代行、オウンドメディアのポータルサイトの運営に加え、広告ではなく、記事を配信するアドネットワークのリリースを控えています。

私自身が新規事業やウェブマーケティングに携ってきて、ユーザーを追いかけわましたり、無理矢理振り向かせるような広告に対して

「本当にユーザーにとって価値があるのだろうか?」

という違和感を持っていたんですよね。

今までは、ウェブマーケティングの変化に合わせて、広告の方法を変えていくだけでしたが、今後はこのような仕組みを作っていくことで、「広告」を「情報」に、そしてユーザーに好かれるものへと変えていきたいんです。最初のリリース前にエンジニアに逃げられたという予想外の出来事もありましたが、今は笑い話にできています。(笑)

将来はこれまでの新規事業の経験を生かして、より多様な形でゼロからイチを作ることに関わっていきたいと考えています。

すごく大変だけど、やっぱりそこが一番わくわくするんですよね。

2014.06.01

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