星野 智佳子さんストーリーのトップへ
人生の選択をサポートしたい
大学卒業後は、ご縁があった保育園の運営会社に就職し、経理を担当しました。会社ではすごく親切に業務を教えられるんですが、マネジメントの仕方が私には合いませんでした。今日はここからここまで仕事をやってほしいときっちり決められていて、正直窮屈でしたね。
そんな時、腰を壊してしまったんです。15分以上椅子に座っていられなくなって、パソコン作業がメインだから続けられないかもしれないと思いました。このまま体を壊して仕事ができなくなるなら、今辞めて次の仕事を探したほうがいいと思い、退職しました。就職活動をしながら、どうせ体が壊れるくらい働くならやりたいことをやろうと思いました。
その時に浮かんだのは、人生の大きな選択をサポートしたいという想いでした。私は一度目の大学が自分に合わず苦しい思いをしました。でも、もっと前に考える機会があれば違っただろうなと思ったんです。そういえば、そんなことをやってる団体があったなって思い出したんです。
それが、キャリア教育NPOでした。大学生を中心とするボランティアスタッフが高校に出張するキャリア学習プログラムを行っている団体です。当時ボランティアの募集しかしていませんでしたが、職員として働きたいとメールを送ったら、面談をしてくれて職員になることができました。