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another life. × IBM BlueHub オープン・イノベーションを生み出すエコシステム特集

日本アイ・ビー・エム株式会社とのタイアップで提供する、日本にイノベーションを起こすために挑戦するスタートアップの特集です。パートナーを巻き込み社会に価値を生み出す起業家の生き方に密着します。

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編集者:another life.編集チーム

作成日:2016年03月08日



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GoogleやFacebookなど、世界中の市場を席巻するスタートアップを輩出するアメリカ・シリコンバレーには、「エコシステム(生態系)」が構築されていると言われています。

挑戦者を尊敬する文化や、世界中から集まる優秀な起業家やエンジニア。資金や知見、実務をサポートする投資家。最初の顧客となる個人や法人、IPOやM&Aを支えるマーケット。イノベーションを育む土壌を支えるのは多様なプレイヤーです。

「イノベーションが起こりにくい」と言われて久しい日本でも、起業家が新しい挑戦に踏み出し、その挑戦を多角的に支援しようという動きが生まれています。

今回はITのテクノロジーを活用して様々な分野にイノベーションを起こすために挑戦する起業家と、その挑戦を支えるエコシステムに迫ります。

次のイノベーションはどこから生まれるのか。5人の起業家の人生をお届けします。


下村 豪徳さん(株式会社笑農和)



どんな業種かを考えた時に、農業に目が向きました。実家の農家は弟が継いでいたのですが、お金周りの管理を手伝っていたので、商売がうまくいっていないのを肌で感じていました。農業の分野で何かできることがないか。実家の課題だけでなく、農業全体を一度客観的に見てみることにしました。

下村 豪徳さんのインタビュー全文はこちら


■事業内容


下村さんの経営する笑農和は、「スマート農業」の実現に向け、農家の方向けにIT支援や販売支援を行っています。新規事業として、田んぼの水管理をIT化するシステムを開発しています。田んぼの水門にデバイスを取り付け、水位や水温を計測して、スマートフォンから遠隔で水門を開閉できるようにします。


現在、米作りで重要な田んぼの水管理は、ほとんどが手動で行われています。毎日の田んぼの水門も開け閉めだけで、6時間近くかかっている農家もあります。その作業を、5分程度に短縮することで、業務の効率化を図ります。


デバイスに取り付けたセンサーから様々なデータを集計し、生産品質の改善のフィードバックも行えます。現在は水位と水温のみを計測しますが、将来的には、地温や水質、ミネラル成分なども集計し、ドローンなどで集計する地表のデータも組み合わせて、農業のデータ化を進めて「スマート農業」の実現を目指します。


株式会社笑農和



中川 達生さん(株式会社テクニコル)



一番の親友だったので、三日三晩涙が止まりませんでした。もっと一緒にアホな話をしたり、笑ったりしたかった。彼に話したいこと、相談したいことはまだまだいっぱいありました。親友への想いは限りがありませんが、悲しいと同時に、「人生って短いんや」ということを痛感しました。今まであまり考えたことがない「人生は短い」という事実を、強烈に突きつけられたんです。自分もいつ死ぬか分からへん。それなら、やりたいこと、自分が正しいと思うことをシンプルに全力でやる人生にしたい。そう思いました。

中川 達生さんのインタビュー全文はこちら


■事業内容


中川さんが経営するテクニコルでは、体温、心拍、活動量といった生体データを解析し、人のストレス状態を可視化するアルゴリズムの提供を行っています。強みは、ストレス状態の中でも、「良いストレス状態=物事に熱中し、没頭している」「悪いストレス状態=精神的に良くない負担がかかっている」という違いを把握できることです。基本的にはウェアラブルデバイスから生体データを取得しますが、デバイスに依存せず、取得した生体データを解析するアルゴリズムを持ちます。


ストレス状態を検知し、職場におけるメンタルヘルスの問題を解消することを事業の中心に置きながら、様々なパートな企業と提携して事業を展開する予定です。具体的には、子どもが熱中している状態かどうかを活かして教育分野、病気の兆候を早期に発見できることを活かして医療分野への活用を検討しています。


株式会社テクニコル


勝呂 裕邦さん(トライミール株式会社)



今度は、前と違い自分に近いユーザー層を想定しようと思いました。前は自分から遠い「主婦」のためを考えていましたが、次は自分自身をターゲットユーザーとし、純粋に自分が欲しいと思うものを作ろうと思いました。自分が欲しいんだったら、自分と同じような属性の人も欲しいだろうと。

勝呂 裕邦さんのインタビュー全文はこちら


■事業内容


勝呂さんの経営するTRi-Mealでは、「スマートヘルメットキット」という既存のオートバイ用ヘルメットをスマートヘルメットに拡張するキットを開発しています。「スマートヘルメットキット」はスマートフォンと連動した小型ディスプレイで、ヘルメットと一緒に装着することで、オートバイに乗りながらインターネット通信を行うことができます。オートバイの運転中に、視界に地図の映像を表示させたり、雨雲を予測して急な雨に備えたり、運転中も複数人で会話ができる機能なども準備しています。


欧米ではオートバイ市場が好調で、販売数や免許の取得率が増加しています。現在はプロトタイプの開発中で、年内には製品の販売を開始するのが目標です。2017年には乗車中の音声通話ができる機能を、2018年にはARの機能を提供する予定です。


TRi-Meal


岡村 アルベルトさん(株式会社Residence)



「ビザが継続できなかったみたいで、南米に帰っちゃったんだよね」と言われました。僕たちが遊んでいた時も、入国管理局とのやりとりでそれなりに苦労していたようでした。最初は、「仲が良い友達がいなくなっちゃった。せっかく頑張って作ったのに」という気持ちが強かったですが、中学高校と年齢が上がるにつれて、もしその時僕にビザの知識があったら、彼らが日本で暮らし続けることが出来たんじゃないかなと思い返すようになりました。

岡村 アルベルトさんのインタビュー全文はこちら


■事業内容


岡村さんの経営するResidenceは、「Residence」というビザの申請書類をwebで簡単に制作できるサービスを運営しています。外国人居住者の方が、web上で、母国語でビザの申請書類を作成でき、これまで6時間ほどかかっていた申請作業を最短約10分に短縮できます。費用も、行政書士に手続き代行を依頼すると10万円ほどかかるのに対し、「Residence」では利用料の3千円のみです。既に500名以上の外国人の方が利用し、法人顧客は30社を越えています。


ビザ情報をメイン事業とし、外国人特有の各種申請や、制約を解決するサービスを広く展開予定です。実際に、5月からは新サービスとして外国人居住者向けのお仕事紹介を開始します。今後は日本でのモデルケースを完成させ、海外ビザ対応を行います。5年以内にアジア全土の国々へのシームレスで移住できる環境提供を行い、グローバルに生活するインフラを目指します。


Residence


加藤 直人さん(Fictbox株式会社)



引きこもり生活の中で、イベントに参加できないのが、唯一フラストレーションでした。アイドルのライブとか、コミケとか、プログラミングの勉強会とかに行きたいと思うのですが、わざわざ東京まで出る気にはなりません。代わりにDVDでライブを見たりするんですけど、その場にいる時ほどの熱狂を感じられなくて、残念な気持ちになるんですよね。一種の敗北感のようなものを味わっていました。

加藤 直人さんのインタビュー全文はこちら


■事業内容


加藤さんの経営するfictboxでは、「cluster.」というバーチャルイベントプラットフォームを運営しています。オンライン仮想空間上で、人が集まることできます。電話やチャットで再現するのが難しい「複数人で会う熱量」を実現します。イベントに参加したいけど、外に出たくない。移動距離が遠過ぎて時間が取れないし、お金もかかる。そんな課題を解決します。


cluster.は、VRヘッドギアを装着する以外にも、スマートフォンやPCからもアクセスできる、マルチプラットフォームです。特長は、同時接続数が1000程度でも重くならないこと。これまでも、cluster.内で500人規模のトークイベントを行っていて、4月には3000人規模のリアルイベントを、cluster.でも同時開催することが決まっています。アイドルライブやエンジニア勉強会など、相性が良いイベントは多数あり、大手出版社や芸能プロ、ゲーム制作会社からの引き合いが増えています。


cluster.



スタートアップを応援する!

■IBM BlueHubとは


スタートアップビジネスの「エコシステム」を構築し、 オープン・イノベーションを推進するため、日本の起業家を支援するプログラムです。



※この特集は、日本アイ・ビー・エム株式会社の提供でお届けしました。

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