コンゴ共和国の首都ブラザヴィルで生まれました。アフリカ大陸には、「コンゴ共和国」と「コンゴ民主共和国」という2つの国が隣接しています。もともとは「コンゴ王国」という1つの国でしたが、19世紀にフランスとベルギーの植民地となったことで2つの国に分断されました。

私の故郷のコンゴ共和国は、フランスから独立し、一方のコンゴ民主共和国はベルギーから独立しました。どちらの国も共和制国家で、フランス語を公用語としています。

私の家族は敬虔なカトリックで、両親からはとても厳しく育てられました。学校ではカトリック以外の子どもたちと遊ぶことを禁止されていて、教会や家の中で静かに過ごすことが多かったですね。そのためか自分の意見や感情を表現することが苦手で、とてもシャイな性格でした。

子どもの頃の夢は、眼科医になることでした。美しい瞳を見るのが大好きだったんです。高校生になってからも、将来は眼科医になろうと考えていました。

しかし、当時は20歳を越えてから医学を学ぶチャンスがありませんでした。私の高校の卒業年齢は20歳を過ぎてしまうため、条件を満たせなかったんです。眼科医になることは諦めるしかありませんでした。

進路はどうしようかと考えている中で、だんだんとITに関心を持つようになりました。高校を卒業してから専門学校に通い、そこでITとビジネスのスキルを学びました。しかし、ITの業界で働くには英語力が課題でした。そこで、ガーナにある大学に留学して、英語とITを学ぶことに決めました。