お客様はいない、接客はしない美容室を!
世界中で髪を切り続けて見えたもの。

藤川 英樹さん/「お客様はいない、接客はしない」美容室の経営

はてぶ

恵比寿で「お客様はいない」「接客はしない」というコンセプトを掲げる美容室を経営する藤川さん。カットの技術が全てと考えていたところから、髪を切りながら世界一周を経てどのような変化があったのか。また、今後は美容師としての自分に加え、「ハサミを持たない自分」もプロデュースしていきたいと語る背景には、どんなものがあるのか。お話を伺いました。

物心ついた時には美容師になりたい

私は兵庫県で生まれました。両親が美容室を経営していて、小学校からの帰り道に美容室に寄って両親が仕事をするのを見ていました。

朝も早くから夜遅くまで働き大変そうだったけど、気づけば自分も将来美容師になりたいと思っていましたね。それこそ小さい時から妹の髪の毛を、親に内緒でこっそりと切るようになりました。とは言ってもすぐにばれてましたが。(笑)しかし、ある時怒られながらも、「なかなかうまいやん」と母に言われてからは、嬉しかったからか、妹の髪を切ることはなくなりました。

また、勉強も好きで進学校の高校に通いつつ、将来は美容師になるための専門学校に行こうと思っていました。両親は「大学に行ってもっと色々なものを見てから決めるのでも遅くないのでは?」と言ってくれていたものの、やりたいことが決まっているのだからと思い、卒業後は美容師になる専門学校に進むことにしました。

最初は大阪の学校に行き、地元で働こうと思っていました。しかし、母から「あんたは友だちがいたら怠けるから東京に行ってきい」と言わたこともあり、上京することに決めました。

カットの技術こそ全て

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