やりたいことは1つに絞らず何でもやる、3人の人生まとめ
人生一回きり。でもやりたいことはたくさんある。そんなやりたいことを全部やる人生を送っている人たちをご紹介します。
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その上、大学3年生になる頃にバイト先が一緒の大学の友人に誘われ、
フリーペーパーを作る団体の立ち上げにも関わることになりました。
実際に活動を始めてみると、営業のやり方や広告の金額設定、
契約書の詳細に後輩のマネジメントなど、わからないことだらけですごく苦労しました。
ただ、志高い友人と活動しているうちに、漠然とですが将来は起業したいな、と思うようになりました。
高校時代から負けたくないと感じていた友人を抜かすためにも、起業に大きな可能性を感じたんですよね。
仕事の傍らでは起業のために、色々な副業をしていたのですが、
3年目の秋ごろに「街コン」というものをネットニュースで見つけました。
興味を持って友達と参加してみると、面白さはあるものの、イベントとしては改善できるところが多かったんですよね。
それならば、自分で一度開いてみようと思い、「池コン」という名で、池袋での街コンを企画してみました。
いざイベントの集客を開始してみると、ものすごい勢いで申し込みがあったんです。
開催する前から、
「このイベントは、良いものになる」
そんな確信があったんですよ。
貝原 大和さんのインタビュー全文はこちら
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この時期に役者としての活動も始めるようになりました。
昔からヒーローとか警察とか消防士とかなりたいものがたくさんあって、
役者になれば全部になれると思ったのがキッカケでした。
また、演劇だと舞台セットなどからどうしても創作観が出てしまうので、
映像作品の中で役になりきりたいと思い、個人映画などに俳優として出演するようになりました。
そんな風に何年か過ごしていた時に、
たまたま、日本の子どもをアメリカのサマーキャンプに誘致する仕事を紹介してもらい、
フリーで働き始めることになりました。
元々子どもが好きだったんですが、子どもの成長が感動的だったんです。
寂しい気持ちを乗り越えて成長していく子どもの姿を見て、
過去の自分を見ているような気持もあったんですね。
また、サマーキャンプに参加していた12歳の男の子が、最終日に、
「このキャンプで1つ大切なモノを学んだよ」と言って声をかけてきてくれてくれたんです。
なんだろうと思っていたら、その子が「僕は人をハグする大切さを知った」と言うんです。
この時、なんて素晴らしい仕事なんだと思いましたね。
戸塚 弘太さんのインタビュー全文はこちら
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一旦リセットして、就職活動を辞めて、旅に出ることにしたんです。
今考えれば若気の至りに近いのですが、自転車で旅をする中で、いわゆる「自分探し」をしていました。
タイムリミットも迫って来ていたので、大学4年の4月になってもやりたいことが見つからなければ、
もう一度就職活動をして、どこかの企業に就職しようと思っていましたね。
やっぱり現実はドラマのように行くわけもなく、期限通りにはやりたいことが見つからなかったのですが、
4月7日の夜、寝ていたら急に降って来たんです。
仕事・趣味問わず、とにかく一気に湧き出て来て、一生懸命ノートに書き出したんですよ。
自分がやってみたいと思うことが、ついに見つかった瞬間です。
出世はあまり興味がなかったのですが、自分の力をつけるためにモチベーション高く働いていた私にとって、
周りの人がモヤモヤしているのが、すごくもったいなく感じたんですよね。
もっと前向きな、新しいチャレンジが生まれるようになればいいのに、と思ったんです。
そのためにも、もっと個々人にあった働き方をすることが大事なんじゃないかと感じたんですよね。
そこで、何か新しいチャレンジを応援するようなwebサービスを作れないかと考えました。
ところが、リーマンショック後ということもあり、会社はすぐに利益になるかもわからないことはやりずらい。
それなら、自らが新しいチャレンジを外でしてみようと。
元々フリーランスとして働いてみたいという気持ちもあったので、独立して自分でやることに決めました。
松田 然さんのインタビュー全文はこちら
2014.10.11