本との出会いによって人生が変わった人のまとめ3選

夏も過ぎ去り、読書の秋がやってまいりました。一冊の本との出会いで、人生が変わった人は多くいると思いますが、そんな人の人生をご紹介します。








ただ、高校の同級生たちは、大学へ進学していましたが、
僕は日本の大学は勉強しないところだと思っていて、
自分は大学へは行かなくても、大学で遊んでいる人には知識は負けてられないと考え、
お金が入れば本を買い、1年間に80~100冊の本を読んで勉強する生活を2年間くらいしていたんですよね。

そして出会ったのが社会学でした。

社会問題を考えるためのツールである社会学では、
解決できるところまでいくかはともかく、少なくとも問題を捉えることはできると感じたんです。
また、社会学の本を通じて、大学には頭の良いすごい教授がたくさんいることを知り、
自分の視野が狭かったことを認識し、大学へ行かなくてはダメだと思うようになりました。



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そのまま医者を目指して高校生になりましたが、
3年生の12月に、自分は医者に向いていないのではと感じてしまったんです。

『医者になる前に読む本』というのを読み、医者の生活の実態を知って、
そんな忙しく過酷な環境で耐えられるか不安だったし、
人の生命を預かるだけの責任に耐えられるのか分からないと思ったんです。

そして、一日学校を休み、自分は何をするべきなのか考えることにしました。
結論、やはり医者ではなく別の道に進もうと思い、
食に関することを学べる農学部を目指すことにしました。

元々、食べるという行為が好きで、食にまつわることを考えた時、
日本は国の柱である一次産業が蔑ろにされていると感じ、
農業がどのように産業として発展していく可能性があるのかを研究してみたいと思ったんです。



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その後、資格試験のための勉強をしていたある時、
父から「良い本があったよ」と、ある本を紹介してもらったんです。

その本を読んでみると、

「アトピーの症状というのは、体に入った農薬や添加物などの化学物質を外に出そうとしている反応なのです。」

という主旨のことが書いてあったんです。

この文章を読んで、すごく救われた気がしたんですよね。

正直、自分が生まれてきた意味を悩んでいましたし、
なぜ自分だけ苦しんでいるんだろう?と感じることもありました。
でも、その本を読んで、

「世の中に出回っている農薬や添加物など化学物質を使用している食べものが危ないですよ、と伝えること」

が自分の使命なんだと思えたんです。



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2014.10.08