法律書類の専門家、司法書士の仕事

名前としては知っているけど、実際の仕事内容は実はあまり知らない司法書士という仕事。いったいどのようなことをいしているのでしょうか?

司法書士の仕事



司法書士は、読んで字の如く法律に関わる文書の作成を行い、また手続きの代行などを仕事としています。規約の作成や契約書の確認などもありますが、最も大きな仕事は登記の仕事です。不動産相続の時に土地や建物の所有権を明確にする不動産登記や、会社を設立する際の商業登記などを代行して行います。遺言書の作成や手続きなども司法書士の仕事となります。

また認定司法書士という資格を取ると、訴訟額が140万円以下の簡易裁判所の事件については弁護士と同じ活動ができます。






司法書士になるには



国家資格である司法書士試験に合格する必要があります。一般的には専門の予備校などに通い2年以上勉強してから合格することが多いようです。
司法書士試験に合格した後、司法書士会に登録することで司法書士として働くことが可能になります。

また、司法書士試験を受ける他に、裁判所事務官や検察事務官などを10年以上を務めて実務経験を積んだ後、法務大臣の認定を受けることで司法書士としての資格を得ることもできます。






何歳までなれるの?



司法書士試験には年齢制限がないので、何歳からでもなることができます。ただ、実務をしていくにはそれなりの経験が必要になる仕事です。






どんな人が働いているか


この仕事に就いている青木さんのインタビュー記事もご覧いただけます。

どんな背景があってこの仕事をしようと思ったのでしょうか?

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弁護士とはまた違い、より身近な専門家である司法書士、興味深い仕事です。

2014.10.04