神奈川県横浜市に生まれました。生まれた時から父方の祖父母と一緒に暮らしていて、じいちゃん・ばあちゃん子でした。学校から帰ると、じいちゃんばあちゃんが必ず家にいて、ずっと一緒でした。

小学校高学年の時、老人ホームに体験学習に行きました。昔ながらの古い施設で、アットホームで明るい雰囲気でした。寮母さんが、利用者の方に「ご飯だから早く起きて」「こっちおいで」と、温かく声をかけるんです。そのお母さんみたいな姿を見て、「こういう人みたいになりたいな」と思いました。

小さい頃から世話好きで、他人のことが気になってしまう性格だったことも影響していたのかもしれません。一緒に話していたおじいさんから、「今日は話ができて楽しかったよ。私の孫は遠くに住んでいて中々会えないから」と言われたことも印象的でした。

中学・高校ではバレーボール部で、練習や試合に明け暮れました。じいちゃんは実業団のバレー部の監督、ばあちゃんはバレー選手だったので、二人を喜ばせるために始めた所もありましたね。インターハイに出場した時は、二人で岩手まで応援に来てくれました。

高校は商業科でした。卒業後は就職する人が多かったのですが、学内に貼られた経理業務などの求人票を見て、「このまま周りと同じように就職していいものだろうか」と疑問に思いました。頭の片隅に、小学生の時に体験した「あの仕事」に就きたいという思いがあったんです。一度、福祉の勉強をちゃんとしてみたいと感じていました。親と相談して、福祉系の専門学校に進むことにしました。