かみむら ゆいさんの人生インタビューを最初から読む

大学ではなく働く1年を

高校は女子校だったこともあり、おしゃれをしたり、お笑いやライブを見に行ったり、とにかく楽しんでいました。
ただ、勉強は嫌いじゃなかったし、本は好きで相変わらず読んでいました。

そんな高校生活を送るうちに、将来は好きなファッション業界で働くか、弁護士になりたいと考えるようになっていきました。
ファッション業界で食べていくのは厳しいかもしれない、そうであれば自分みたいなタイプが固い職業の弁護士になったら面白いかなって思ったんです。

そして、東京にある大学の法学部に進学することにしました。
しかし、実際に入学してみると、法律の勉強はあまり好きにはなれませんでした。
法律の条文はやたら難しい言葉が使われていることで、シンプルなことも伝わりづらいことに違和感を覚えてしまったんです。

また、大学自体に幻滅してしまいました。
私の通っていた大学は、付属高校から受験せずに進学している人も多かったからか、
なんとなく大学に来て目的意識もなくふらふら遊んでいる人ばかりで、「この人はなんで大学にきているんだろう?」と思う人が多かったんです。
さらに、そんな人たちが3年生になるとみんなリクルートスーツを着て就職活動をしているのも違和感しかありませんでした。

そんなことを感じながら、3年生の頃、居酒屋でアルバイトを始めました。
私にとってこれが初めてのバイトで、「働くのってなんて面白いんだ!」と思いましたね。
色々なお客さんと話せて世界が広がったし、自分が工夫することが結果につながるのが楽しかったんです。

もっと早くアルバイトをすれば良かったと思ったし、このまま大学に居続けではダメだと考え、
早く働こうと、3年の終わりには大学を中退して、アパレル企業で勤めることにしました。

外へ、外へ

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