心の安定剤となる、臨床心理士の仕事とは

広義のカウンセラーという職業の中で、臨床心理士とはどのような仕事なんでしょうか。また、どのようになることができるのでしょうか。

臨床心理士の仕事



臨床心理士とは専門の資格を持ったカウンセラーのことを指します。心の問題を抱えた人に対し、臨床心理的技法を用いて問題解決のサポートをしていくのが仕事です。
大きく3つの領域があり、臨床心理査定(アセスメント)と呼ばれる面接や観察による心理査定、アセスメントの結果を元に行う心理カウンセリング、またクライアント1人では解決できない問題に対処するために家庭や職場などを巻き込んで行う臨床心理学的地域援助があります。






臨床心理士になるには



「財団法人日本臨床心理士資格認定協会」が認定する臨床心理士の民間資格を取ることで臨床心理を名乗ることができます。数あるカウンセリング資格の中でも信頼されている資格です。
受験資格には、指定の大学院を卒業していることや、専門大学院を終了していること、医師免許を取得して必要な心理臨床経験を2年以上積んでいることなど、細かく様々なものがあります。

資格を取得後は、学校、病院、福祉施設、企業などの団体に所属して臨床心理士として働くことになるので、どこで働きたいかによって道は変わります。






何歳までなれるの?



年齢制限はないので、いくつになってから目指すことは可能です。ただ、指定の大学院を卒業する必要もあるので、すぐに資格試験を受けられるわけではありません。
また、臨床心理士は供給過多な一面もあるので、専業は厳しく、年齢を重ねている方が就職としては不利になりがちです。










本当に困っている人を救うためのカウンセラーとしての一つのブランドである臨床心理士、救いたい人がいる以上は目指す価値があるのではないでしょうか。




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2014.10.09