貿易のスペシャリスト、通関士の仕事

通関とはあまり聞き慣れない言葉ですが、どんな仕事をしているのでしょうか?

通関士の仕事



通関士は、物を輸出・輸入するときに必要な税関での手続きを代行する仕事です。輸出入の際には貨物の首里や品名、個数など細かく税関に申告して許可を取る必要がありますが、この煩雑な業務を代行で行います。
また、税関で引っかかった時の交渉も行います。

通常は通関業者で働き、商社やメーカーなどが輸出をする際に代行してい仕事を行います。
具体的には、貨物の品名、種類、量などを申告し、必要な検査を受けた後、関税などを納入して輸出入の許可を受けるところまでを業務として代行します。







通関士になるには



国家資格である通関士試験に合格する必要があります。受験資格は特にありませんが、実務経験が5年以上ある場合は科目の免除もあるため、通関業者で実務を積んでから資格をとる人もいます。経験なしに受験する場合は通関士のため予備校に通うのが一般的です。

資格をとった後は通関業者に就職するのが主ですが、商社などの貿易事業を行う企業に就職し、資格を活かす方法もあります。







何歳までなれるの?



資格には年齢制限は設けられていないので、どの年齢でも通関士になることができます。ただし、一般企業への就職とうことを考えると、転職市場と同じように年齢を追う毎に難易度は上がることが見込まれます。








貿易というグローバルな分野で活躍する通関士、知名度は高くないですが、かっこいい仕事ですね。




another life.では、何かに情熱を持って取り組んでいる方々のインタビュー記事を紹介しています。

このお仕事に情熱を持って取り組まれている方で、another life.のコンセプトに共感してくださる方がいたら、ぜひインタビューにお伺いさせて下さい。

インタビューに関しては、下記をご覧ください。


another life.に掲載するには

2014.10.08