あまり聞き慣れない、臨床検査技師という職業

臨床検査技師と、何やら難しい名前の仕事ですが、一体どんな仕事なんでしょうか?

臨床検査技師の仕事



臨床検査技師とは、患者さんの身体の状態を知るため、医師の指示のもとに検査を行う仕事です。臨床検査によって、医師は患者さんの身体の状態を客観的にみることができます。
検査内容は検体検査と生理機能検査の2つに分かれます。
検体検査とは、患者さんから採取したもの(=検体)を調べる検査で、血液や尿をはじめ、髄液、便、喀痰などを採取します。

生理機能検査は心電図や脳波、臓器など患者本人の体の生理的反応や機能を測定します。








臨床検査技師になるには



国家資格である臨床検査技師国家試験に合格する必要があります。受験資格として臨床検査の養成課程がある3年制の短大や専門学校、もしくは大学で学び、所定の課程を修了する必要があります。短大で3年間学んだあとに大学に編入して学士を取る人も多いようです。

国家試験に合格した後、病院に就職活動を行いますが、現在は飽和状態になっていると言われていて、就職は少し難しいようです。







何歳までなれるの?



国家資格ですが、年齢制限はありません。そのため、3年間の専門学校などへの期間を考慮すればいつからでもなることはできますが、年齢が上がってくると就職が厳しくなり、そもそも飽和状態の臨床検査技師としての仕事に就くのは難しいかもしれません。









聞きなれない言葉ではあるものの、病院ではお馴染みの臨床検査技師という仕事は、医者とはまた違う立場で医療の現場を支えています。


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2014.10.07