人類の憧れの宇宙を開拓する、宇宙飛行士という仕事
宇宙を旅する、子どもからも大人からも憧れる宇宙飛行士はどのような仕事をしているのでしょうか。
宇宙飛行士の仕事
宇宙飛行士と言われると、スペースシャトルで宇宙に飛び立つシーンばかりがイメージされますが、宇宙では基本的には国際宇宙ステーション(ISS)の建設を行っています。
これは15カ国が力を合わせている一大プロジェクトで、日本は2009年に実験棟「きぼう」を完成させていて、日本人宇宙飛行士はきぼうとISSの運用と維持の仕事をしています。ロボットアームを使ってISSの修理を行ったり、実験装置を設置していて、船外活動も行っています。
滞在期間は1年−1年半ごとに半年ほどになります。
地上にいる間は訓練や研究を行っています。
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宇宙飛行士になるには
宇宙飛行士になるには宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する宇宙飛行士候補者選抜試験を受け、選抜される必要があります。
不定期に行われる試験で、受験資格も厳格で、日本国籍を有している他に、例えば自然科学系の大学を卒業しており、かつ研究、設計、開発等で3年以上の実務経験が必要とされ、身長や体重、血圧、視力の条件も厳格に定められています。
選抜試験は1年半にも及び、倍率は100倍をゆうに超えますが、今までに5回開かれた試験で、11名の日本人宇宙飛行士が誕生しています。
ただ、選抜されてから実際に宇宙に行くまでに数年はかかります。
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何歳までなれるの?
過去の選抜試験では年齢制限を儲けておらず、40代手前で選抜された人もいるのでチャンスはあると言えます。ただし、そもそも選抜試験が不定期なこと、受験資格がかなり厳しいことを考えると、どのような年齢でも、時代や状況によってなれるかどうかは大きく左右される仕事だと言えます。
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誰もが憧れる宇宙飛行士という仕事ですが、運も必要とされますが、人類にとって宇宙とはまだそれほどまでに遠いものなのでしょう。
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2014.10.04