ゲームとは違う?電車運転士の仕事とは
ゲームなどにもなり、一世を風靡した電車運転士のリアルな仕事とはどのようなものなのでしょうか?
電車運転士の仕事
電車を運転して、乗客を安全に目的地まで連れて行くことが仕事です。
「泊まり」「明け」「日勤」「休み」を繰り返しながら働き、休憩や仮眠を挟みながら丸一日働いたり、朝から夕方まで働く日や、早朝からお昼過ぎまで働く日など、勤務時間は異なります。運転士の乗務は、車庫から出発する場合と駅で他の運転士から引き継ぐ場合があります。また、乗務前に鉄道時計の補正を行うことも日課となっています。
またサービス業で運転席は基本ガラスで見えているので、品行方正な生活を心がける必要もあります。

電車運転士になるには
鉄道会社の行う鉄道現業職という採用試験を突破する必要がありますが、鉄道会社の求人は指定校制度になることが多く、採用実績のある高校に求人募集がきます。
鉄道会社に入った後は駅員としての仕事などを数年間行い、その後車掌として働けるようになります。
しかし車掌は運転の資格がないので、その後養成所で4ヶ月の訓練を受けた後、国家資格の動力車操縦者免許を取る必要があります。
そして晴れて電車運転士として仕事ができるようになります。

何歳までなれるの?
国家資格に年齢制限はありませんが、いきなりそもそも受験資格を得るために鉄道会社に入るしかなく、大卒で鉄道会社に入っても運転士のキャリアではなく、本部スタッフとしての道を歩む事が多いので、高校生などの段階で運転士のキャリアを見定めてないと、かなり厳しいと言えます。

電車の運転士のキャリアがそこまで若いうちに決まっているとは驚きです。子どもや若い世代に夢を託しましょう。
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2014.10.04