【イベントレポート】挫折を乗り越え、チャレンジを続けるために必要なマインドとは?

人は夢や目標に突き進む中で、時として壁に直面し、挫折することもあります。では、過酷な状況に置かれた時、何が心の支えとなり、どのような行動を選択することができるのでしょうか。今回は、挫折を乗り越え、チャレンジを続ける荻原 猛さんにお話を伺いました。

今回のゲストは、ソウルドアウト株式会社代表取締役社長として、中小・ベンチャー企業のWebマーケティング支援を行う荻原 猛さん。潜在能力を秘めた企業の機会損失をなくしたいという想いの下、幅広く事業を展開されています。

荻原さんが中小・ベンチャー企業の支援を行うようになった背景には、経営者だった父への憧れと、父の事業失敗で味わった葛藤がありました。子どもの頃に芽生えた「親父を悪く言っていた人たちを見返したい」という野心が、自身の起業失敗や挫折、様々な人との出会いを経て「人の役に立ちたい」という想いに変わっていったといいます。その背景にあるものとは何だったのでしょうか?

今回のイベントの内容を以下にご紹介します。

◎トークセッション


ゲストのトークセッションが始まると、会場は真剣な雰囲気に包まれました。モデレーターが質問しながら、1回目の起業失敗での葛藤、株式会社オプト入社後に再起に至る背景、ソウルドアウト創業の背景と想いなど、荻原さんの人生ストーリーを深堀り。挫折を乗り越え、チャレンジを続ける秘訣を探っていきました。

荻原さんの魅力のひとつは、やはり人柄。人情派の荻原さんのトークセッションでは、会場から、「リーダーとしてのあり方」「信頼関係の築き方」「パートナーへの感謝」など、他者との関係性を考える質問が多くあがったことが印象的でした。

◎軽食、交流会


ゲストとイベント参加者が混ざり合い、サンドイッチを食べながら交流しました。トークセッションの最中にはきけなかったことをゲストに質問する人や、連絡先を交換して参加者同士の繋がりを広げる人、今抱いている悩みについて相談し合う人など様々。初対面の人がほとんどとは思えない盛り上がりでした。普段は言えない悩みを打ち明け合う参加者グループが多数見られました。

◎ワークショップ
トークセッションを終え、参加者同士の軽い交流をすませた後、参加者自身がやりたいことを実践するためのワークショップが開催されました。

ワークショップの流れは以下の通りです。

3人1組のグループを作り、以下のテーマを考えます。

①私の挫折体験(10分)
②そのとき支えとなったもの(10分)
③皆の挫折経験を未来にどう生かすか(10分)

①では、それぞれの挫折体験や失敗した出来事を個人で紙に書き出したのち、グループでシェア。はじめは緊張していた参加者も、互いの失敗談を話す中で打ち解けていく様子が見られました。

②では、挫折や失敗した時に、それぞれの心の支えとなったものをグループでシェア。今やっていることや、楽しんでいることが、どういうきっかけで始まったのか、なぜアクションに移せたのかを思い出すなかで、「誰かのサポート」、「悔しいという想い」、「成長したいという想い」など、様々な形の心の支えがあるようでした。

③では、ワーク①②での自分やグループメンバーの経験を、これからの生き方、チャレンジにどのように生かせるかを考えました。参加者は、「普段話す機会のない過去の体験を、皆が親身に聞いてくれてとても嬉しかった」「考えてもみなかった選択肢を知ることができた」など、互いの経験のシェアから、それぞれの未来を考えるヒントを見つける、学び合いのワークショップとなったようでした。

イベントのコンテンツが全て終了した後は記念撮影。イベント終了後も参加者とゲストが熱く語り合い、素敵な繋がりがたくさん生まれていました!


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2017.12.13