街の平和を守る、消防士という仕事
火事の時だけでなく、市民を守るために毎日の鍛錬を欠かさない消防士になるためにはどのような資格が必要なんでしょうか?
消防官の仕事
火事から市民を守り発生した時にはいち早く現場に行き、消火活動や人命救助に力を注ぎます。風向きなどから被害の拡大を防ぎ近隣住民の避難なども行います。
また、水難、地震など火災以外の時にも出動して安全を守ります。
日々の災害予防のために啓蒙活動を行ったり、いざという時のために訓練を行っています。
また、建設物の防災上の安全確保の検査、ガソリンスタンドなど危険物施設の許可行政、危険物取扱者に対する指導なども行っています。
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消防官になるには
消防士採用試験に合格する必要があります。
自治体によって異なりますが、東京都を例にあげると、採用試験は、Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類・専門系があります。
Ⅲ類は大卒以上の者は受験できず18歳以上の高卒程度の学力が対象となり、Ⅱ類は20歳以上で短大卒程度の学力、Ⅰ類は21歳以上で大学卒業程度の学力が必要となっています。専門系は、22歳以上かつ大卒以上の学力が必要で、法律、建築、電気、電子、通信、化学、物理、土木、機械などの専門知識を持っている人が対象となります。
試験合格後は消防学校に半年程通い知識やスキルを身につけ、そして各消防署に配属となります。
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何歳までなれるの?
それぞれの試験は30歳未満であることが条件に入るので、高校卒業から29歳までの方が対象となります。
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消防士の方々の日々の鍛錬のお陰で、有事の際の被害は最小限に食い止められているんですね。
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2014.10.04