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【イベントレポート】another life. × 岡勇樹〜another life.で見つけた僕の原点〜

9月14日、NPO法人「Ubdobe」代表の岡勇樹さんをお招きし「another life. × 岡勇樹 〜another life.で見つけた僕の原点〜」を開催しました。本イベントは、岡さんとanother life.のコラボレーションでお送りする出版プロジェクト「私ガ社会問題デス(仮)」の連載開始記念として、開催しました。
参加いただいた皆さま、ありがとうございました。簡単ではありますが、当日の様子をレポートでお届けします!

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編集者:another life.編集部

作成日:2016年11月08日



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今回も会場はBook Lab Tokyoをお借りしました。「つくる人を応援する」というコンセプトのカフェを併設した本屋さんです。30名を超える方々にお越しいただき、コーヒーやビールを片手に楽しんでいただきました。



会が始まる前から、参加者の方と岡さんとの交流が早くもスタート。



まずは、岡さんによる自己紹介のプレゼンテーション。「医療福祉エンターテイメント」を掲げるUbdobeの活動や、医療福祉に関心を持ち始める原点となった「3つのきっかけ」についてお話いただきました。




岡さんが流した映像はこちらです。




続くトークセッションでは、今回の出版プロジェクトのタイトル「私ガ社会問題デス」という言葉に込められた思いを伺いました。


”社会問題と言われることって、世の中にいっぱいあると思うんですけど、あれって「社会の問題」ではなくて、全部、「僕の問題」じゃないかなって思っています。僕が知らないから、問題が起きている。母ちゃんが死んだ原因が全部僕にあるかどうかは分からないけど、母ちゃんの癌に気づけなかった2年間は多分、僕のせいだなって思ったんです。”


”何かしらの障害があって離島から何十年も出られない人がいる。その問題も、結局、知らない自分たちが問題なのであって、社会に問題があるとか、その人たちの状況に問題があるというのは違うなと、思うんです。「私が、社会問題です」って言い切っちゃった方が、いろんな問題を自分ゴトとして意識できる。自分のために作ったんです、この言葉は。”



”問題に気づかないことで、後から後悔するのは自分。後悔のタイミングがいつ来るかは人によると思うんですけど、僕はすごい早いタイミングでそれが来た。20歳くらいの頃にそのタイミングが来てから、一生拭えない後悔みたいなのがずっと続いている。嫌じゃないですか。みんなにはそういうのを味わってほしくない。だから、先に気づこうよと。”


岡さんにとっての「一生拭えない後悔」とは、母親の病気に気づけなかったこと。母親とのエピソードや、病気が発覚してから岡さんに起こった気持ちの変化、その経験を経てUbdobeで実現したいことを伺いました。


”僕が一番やりたいことは、家に帰って普段「ただいま」と言わないやつが、Ubdodbeのイベントに行った日は、「ただいま!」って言ってくれたらそれでいい。飯食う時に、ちょっとでも心を込めて「いただきます」「おいしいよ」って言うようになるとか。正月しか実家に帰らないワークスタイルの人には、夏も冬も帰って欲しいし、ちょっとでも親に顔を見せてほしいし。それぐらいのメッセージを発信したい。というか、それしか発信したくない。”



1時間ほどしたところで、休憩。Book Lab Tokyoお手製のサンドウィッチを召し上がっていただきつつ、参加者同士で交流していただきました。





後半は、Ubdobeの活動について伺いました。活動をスタートした頃の話、自分たちの影響力を意識し始めたエピソード、今後の世界展開など、様々なお話が飛び出しました。



”ある時、厚生労働省に呼ばれて会議に行ってみたら、全国の福祉担当の偉い人が何十人も僕の話を聞きに来ているんです。「福祉に必要なのは、とりあえずパーティーじゃないですか?」と軽い気持ちで言ったんですけど、帰り道にちょっと怖くなっちゃって。自分の話すことが、国を動かす可能性があるなと。それまではノリだけでやっていたけど、このままノリだけで進むので良いのか。エビデンスベースド、何かしらの根拠を持って話すスタイルに変わらきゃいけないんじゃないかと思って。そんな気持ちをUbdobeの理事に伝えたら、「岡ちゃん、やっと気づいてくれたか!」と言われたんです。メンバーはみんな待ってたんだよね、僕が「変わらなきゃいけない」って自分から気づくことを。”


現在は、東京オリンピックの福祉関連の委員にも選ばれている岡さん。今後は、Ubdobeの海外展開だけでなく、国連の事務総長になることや、考古学者になることなども考えているそうです。最後は、参加者の方々からの質問。「一番つらかったこと」「福祉に対する考え方が違う人たちとどう折り合いを付けるか」など多数の質問を頂き、交流会へ。




大盛況のうち、3時間ほど続いた会はお開きとなりました。あらためまして、お越しくださったみなさま、岡さん、会場をお貸し下さったBOOK LAB TOKYOのみなさま、ありがとうございました。



岡さんのストーリーは、連載「私ガ社会問題デス」でお届けしますので、ぜひ御覧ください。また、another life.では、今後も定期的にイベントを開催してまいります。ご期待ください。


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