another life.×地域 町民全員で花を咲かせる「ダリアの町」福島県塙町特集
青山フラワーマーケットとのタイアップで提供する、町民全員でダリアという花を育て、まちづくりにつなげる福島県塙町の特集です。
花の町として明るいイメージを持ってもらい、町民の心にも華やかなイメージを植え付けたいと考えから、町全体の3300世帯にダリアの球根を配り、皆でダリアを育てるという施策等、「ダリアの町」としてまちづくりを行う塙町。
新しいコンセプトのまちづくりに挑戦する葛藤や、文化と産業を並立して育てることの難しさに試行錯誤を行う日々。そして、2011年3月の東日本大震災以降は、風評被害に苦しむことに。そんな中、「復興の希望」になったというダリアが生まれたストーリーとは?
町役場・ダリア農家で活躍する3名にお話を伺いました。
私たちにとって、「福島の花」が売れたことは、未来への希望でした。ダリアは、希望・復興の象徴の花だったんです。もしかしたら、このために町民全体に球根を配ったのかもしれないとすら感じ、「このために生まれて来た」というような感覚でした。
天沼さんのインタビュー全文はこちら
しかし、ダリア自体を本当に広めていくには一般の方が買えるものにしないと、という思いがあったんです。産地と店舗の距離が近いことを生かし、鮮度を保って販売まで行う工夫もこらし、消費者の方に向けた販売を開始しました。「花は文化、心の豊かさ」という教わった言葉を胸に刻んでの、新しい挑戦でした。
吉成さんのインタビュー全文はこちら
正直、いつまで身体が動くのかという怖さはあります。でも、農業を続けられる限りは辞められないという思いがあるんです。
人とは違う花を咲かせたいんですよね。その負けず嫌いな気持ちを、自分が誰よりも一番強く持っていたいんです。
石井さんのインタビュー全文はこちら
■青山フラワーマーケット「はなわのダリアフェア」
福島県塙町は福島の南端、東京に一番近いダリアの産地として、町をあげてダリアを使った地域活性に取り組んでいます。青山フラワーマーケットでも3年前から塙町産のダリアの販売を開始し、鮮度の良さや日持ちの良さから、販売本数が年々増加しています。
このたび、塙町制施行60年の事業としてダリア園が全面的にリニューアルすることになり、青山フラワーマーケットの空間デザイン事業「パーカーズ」によるプロデュースの元、全国の青山フラワーマーケット店舗やオンラインショップ、青山フラワーマーケットTEA HOUSEやhana-kichiなどで「はなわのダリアフェア」を開催いたします。
ダリアフェア概要 9月22日~ 10月25日(順次展開)
・青山フラワーマーケット:首都圏各店にて、順次「はなわのダリアフェア」を実施
・オンラインショップ :新鮮なダリアが届く「産地直送便」を9月12日着分から実施
・青山フラワーマーケットティーハウス:期間中3店舗交互に店内をダリアでディスプレイ
・ハナキチ : ダリア「黒蝶」とバラを使ったレッスンを10月2日から計19回実施予定飾
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青山フラワーマーケット
空間デザイン事業 パーカーズ
※この特集は、株式会社パークコーポレーション・福島県塙町の提供でお届けしました。
2015.09.16