学校と家庭の間に子どもの面倒をみる、学童指導員という仕事
学校の先生でも、親でもない立場で子どもとか変わっていく学童指導員とは、どのようにしてなるのでしょうか?
学童指導員の仕事
学童指導員は、学校などに併設されている「学童クラブ」「放課後クラブ」「学童保育所」と呼ばれる保育施設で、日中保護者が家庭にいない小学生児童に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与える職業です。
児童の出欠および居場所確認、体調確認、活動や遊びの提供、集団指導、適切な環境設定、おやつ提供、けがや体調不良の対応など、生活の全てを見ていくので、「第二の家庭」と呼ばれる場所を提供する仕事です。
学童指導員になるには
学童指導員になるためには定められた国家資格は必要ありません。しかし、施設によりますが、教員免許や、保育士の免許を持っていないと雇い入れない場所も多いようです。また、公共の施設の場合は地方公務員試験を受け、福祉や保育職として応募する必要があります。
民営の施設であれば、施設毎に直接採用される働き方になります。また、正職員ではなくアルバイトやパートタイムなどの非正規での採用も進んでおり、そういった働き方から正職員として採用してもらう道もあるようです。
何歳までなれるの?
民営の施設であれば特に年齢制限はないので、何歳からでも目指すことができます。
どんな人が働いているか
この仕事に就いている蓬田 隆裕さんのインタビュー記事もご覧いただけます。
どんな背景があってこの仕事をしようと思ったのでしょうか?
「待っている子どもがいる」ということ。教師ではなく、学童の指導員になった理由。
子どもの教育と、働く家庭双方を守る重要な仕事です。
2014.10.23