言語を視覚化する、手話通訳士の仕事

手話を通じてコミュニケーションを円滑にする手話通訳士とはどういった仕事なんでしょうか。


手話通訳士の仕事


手話通訳士は、聴覚に障害を持つ人が他者と円滑なコミュニケーションを図れるよう手話を使って、言葉を可視化しする仕事です。非言語と言語の通訳を行っていて、外国語の通訳と同様に、健常者が話す日本語を手話に直したり、障害者が使った手話を日本語に直したりします。

障害者援護施設など、公共や民間の福祉関係施設で活躍するのが一般的ですが、手話通訳のみを専門とするのではなく、その丘の介護や福祉の仕事を兼務しながら働くようです。またボランティアとして活躍する人も多く、日本ではまだ仕事として認知されていない現状があります。







手話通訳士になるには


手話通訳士として働くのには絶対的な資格は必要とされていませんが、厚生労働省が認定する「手話通訳士」の資格を取ることで実力が認められ、また公的機関での仕事に就きやすくなるといったこともあります。基本的には手話通訳を専門としている学校は少ないので、福祉系の学校に通いながら学ぶというのが一般的です。

むしろ、手話だけではなく介護や福祉の知識がないと働くことは難しく、手話通訳士として専門での求人というのは非常に少ないようです。







何歳までなれるの?


年齢制限などは特になく、何歳からでもなることができます。介護や福祉の勉強と共に手話を学び、現場で働きながら手話通訳士としてのスキルを活かしていくことができます。








言語と非言語を通訳するという仕事、高度なスキルが求められますが、とてもやりがいがありそうです。





another life.では、何かに情熱を持って取り組んでいる方々のインタビュー記事を紹介しています。

このお仕事に情熱を持って取り組まれている方で、another life.のコンセプトに共感してくださる方がいたら、ぜひインタビューにお伺いさせて下さい。

インタビューに関しては、下記をご覧ください。


another life.に掲載するには

2014.10.15