言葉を書にして伝える、書道家という仕事

小学校などでは必ず学ぶ書道を仕事にするには、どんな道があるのでしょうか。

書道家の仕事


書道家と言っても、仕事にはいくつかの種類があります。一つは、芸術家として画家や作曲家と同じように、自分の書いた「書」を販売することで生計を立てていく仕事です。書いた作品を展示会で販売したり、またお客さん毎に合った書をつくることもあります。

2つ目は、商業書道家としてお店のロゴや看板、メニューなどを書を使って表現する仕事です。そして3つ目は、書道の先生として書道教室を開く仕事です。働き方にもよりますが、基本的にはどこかの組織に属するのではなく、フリーで活動することが多いようです。







書道家になるには


何か資格がなければ書道家と名乗れないわけではありませんが、各流派に属して、その中で実力を認められていくのが一般的です。書道教室を開くには「師範」として認められている人がなります。また、芸術家としての道を歩む場合は、まずは誰かのもとに師事して芸術家としての腕を磨き、自らの道を歩む場合が多いようです。

書道を学ぶ場は一般の書道教室だけでなく、最近では通信教育なども増えてきているので、そもそもの書く力はそういったところでつけることもできます。






何歳までなれるの?


特に年齢制限などはなく、何歳からでも目指すことができます。特に芸術家として目指す場合は歳を重ねて様々な経験を芸術に昇華させていくのも可能です。








日本伝統の筆を使った書道文化の担い手として、目指してみるのもありかもしれません。





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2014.10.15