危険ドラッグ撲滅、麻薬捜査官の仕事
麻薬捜査官の仕事はなんとなくイメージはできますが、どうやったらなることができるのでしょうか。
麻薬捜査官の仕事
麻薬捜査官は、「薬物五法」に違反する罪やそれに付随する薬物犯罪について取り締まりや、医療麻薬の監督と指導を行っています。所属は薬物を扱うため、警察ではなく厚生労働省になりますが、特別司法警察官としての権限を与えられているため、逮捕行為や状況に応じて武器の所持が認められています。
情報収集を通じて麻薬を取り締まったり、国外から密輸される薬物の取り締まりなどを行います。また、医療用に許可された麻薬が適切に流通しているか病院や製薬会社などへ立ち入り検査を行います。それでけではなく、麻薬中毒者やその家族などの相談に応じ、日常生活への復帰をサポートなども行います。
麻薬捜査官になるには
麻薬捜査官になるには2通りの道があります。1つは国家公務員試験に合格して、厚生労働省の麻薬取締官の採用試験に合格する方法です。これは通常の国家公務員とある意味同じルートになります。また、もうひとつは薬剤師として資格をとった後、麻薬取締官の試験を受ける方法です。実は取締官の半数は薬剤師です。
試験は欠員が出た時に行われるため、不定期になります。また、試験合格後研修などを経て麻薬取締官としてのキャリアをスタートさせます。
何歳までなれるの?
国家公務員試験は30歳未満、また薬剤師から取締官試験を受けるにも30歳未満の制限があります。早めに目指していないと厳しい職業でしょう。
警察ではなく、厚生労働省の職員で、しかも半数は薬剤師と意外でした。
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2014.10.13