兵庫県姫路市で生まれました。田舎育ちで、近くの畑でトンボを取ったり、コウモリを捕まえたりして遊んでいました。

小さい頃から海外に関心がありましたね。父親が海外出張から帰ってくる度に、世界地図を広げて「お父さんはどこに行ったでしょうクイズ」が始まるんです。現地のコインをヒントに、「あそこだ!ここだ!」と兄弟たちで楽しく答えていました。そんな遊びがきっかけで、いつか自分も海外に行ってみたいと憧れるようになりましたね。

とにかく外国人と話したくて、高校に入学してから英会話学校に通い始めましたし、夏休みの2週間を利用して、オーストラリアにホームステイしました。念願の初海外でした。

現地のサマースクールでは、日本の学校との違いが印象的でした。例えば、授業中でもお菓子を食べてよかったり、生徒と先生が友達みたいな距離だったり。日本では見たことがない光景でした。ホームステイ先の子どもとも、好きな音楽やアイドルの話で盛り上がって、言葉がうまく話せなくても本当に楽しかったです。

ホームステイを終えて、海外で暮らすにはどうしたらいいか考え始めた頃、テレビで『ドク』というドラマを見ました。日本語教師とベトナム人留学生の物語なんですが、このドラマを見て「この仕事だ!」と思ったんです。日本語教師という具体的な目標ができて、それからは語学学習に一気に熱が入るようになりました。

高校卒業後は、英語以外の言語も話せるようになりたいと思い、外語大学のスペイン語学科に進みました。スペイン語ならアメリカ大陸の多くの地域で使うことができます。また、南米には日系移民が多く、日本語の需要があるので、将来日本語教師として活躍できるかもしれないと考えました。

しかし、私の大学で日本語教師の資格を取るためには、英語教師、スペイン語教師の資格が必要でした。ハードルが高すぎると思い、諦めて就職活動をすることにしました。外国語に近いところで働きたくて、最終的に英会話学校に就職しました。