千葉県で生まれ、小学生の時からは東京の世田谷で育ちました。姉と弟がいる3人きょうだいの真ん中です。小さい頃から言うことを聞かない子どもでしたね。親に「あれしなさい、これしなさい」って言われても反発していました。常に反抗期みたいな感じでした。

小学校2年生の時、友達に誘われたのがきっかけで水泳を始めました。「水泳教室があるから一緒に行かない?」って言われたんです。

水泳にはまりましたね。水に浮いている感覚や、自分の力で進むことが楽しかったんです。それまでも習い事はバイオリンやジャズダンスをしていましたけど、そこまでのめり込むことはありませんでした。

小学校を卒業して中学受験をする時も「プールのある学校じゃなきゃ嫌だ」って親にごねるぐらいはまって。それで室内プールのある中学に入りました。タイムが縮むのが面白くて、中高ではひたすら泳いでいました。冬の1ヶ月以外は週3回練習し、夏は合宿。勉強はそっちのけで、授業は寝るものだと思っていました。

とはいえ、卒業後の進路は、水泳選手を目指していたわけではありません。進学するのが当たり前の環境にいたので、大学を受験しました。将来のことは考えていませんでしたが、なんとなく商売に興味があって、商学部や経営学部を中心に受けました。

1浪して大学に入り、スポーツジムでアルバイトを始めました。そこで、接客業の楽しさに気づいたんです。色んな人と触れ合えて、話せるのが楽しくかったんですよね。将来は、様々な人の話を聞けて、知らない世界を知れる仕事をしたいと思いました。

それで、就職活動では、ホテルやスポーツジムなど、接客業に絞って受けました。最終的には大手の旅行会社に入ることに決めました。窓口でお客さんと話す接客のイメージがありましたし、大手なら名前を知っているので安心だと思ったんです。