先祖が繋いでくれた歴史を受け継いでいく!
茶道とラクロス、静と動のバランスが大切。

小堀 優子さん/遠州流茶道を未来に受け継ぐ

はてぶ

遠州流茶道を次世代に繋いでいくために、様々な活動に取り組む一方で、ラクロス選手としての顔も持つ小堀さん。家元の娘に生まれながら、茶道の修行を本格的に始めたのは、意外にも大学卒業後。そこにはどんな想いがあったのか。お話を伺いました。

チームを背負った個人の感覚が好き

私は、遠州茶道宗家13世、小堀宗実の次女として、東京で生まれました。そのため、小さな頃から、節目や大切な行事の時には、お茶会の「お運び」をしていました。

ただ、活発な性格の私には、着物を着て、正座で長時間過ごすことなどは、あまり得意ではありませんでした。 また、6歳の時に始めた剣道が楽しくて、お茶の稽古は月に数回する程度でした。

遠州茶道宗家は長男が継ぐのが伝統で、跡継ぎとして8歳下に長男にあたる弟がいたことも、私が茶道にそこまで関わらなかった理由でした。 中学生になり、剣道に真剣に打ち込むようになってからは、一層茶道からは離れて行きました。

剣道の練習は厳しかったのですが、楽しかったですね。試合は1対1の個人戦ですが、団体戦では5人の勝敗数でチームの勝ち負けが決まります。個人の戦いではあるものの、チームの責任も背負って試合する感覚が好きでしたね。

また、剣道の精神性にも惹かれていました。防具や小物には「トンボ柄」が多く描かれています。トンボは「勝虫」と呼ばれ、前にしか飛べない縁起物だという由来があり、前に出るしかない、その心構えが好きでした。

主将になってからは、チームの意識を統一することを心がけました。また、自分たちだけで稽古をしても成長に限界があるので、できる限り強い高校へ出稽古にも行くようにしました。

その結果、高校3年生の最後の大会では、都大会の団体戦で優勝することができたのです。ずっと目指してきた目標を、チームで達成できたことが嬉しかったですね。

「日本一」を目指してラクロスへの転向

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