僕は北海道旭川市で生まれました。小学3年生の時、『キャプテン翼』の影響でサッカーが流行り、僕自身どんどんハマっていきました。

サッカー少年団のようなものはなかったので、放課後に遊びでボールを蹴っていました。毎日集まる人数も、時間もバラバラ。練習という概念もないので、チーム分けして試合をやり続けるわけですが、一方的だと負けたほうのやる気がなくなって、全体として楽しくなくなります。そこで、バランスを考えてチーム替えをしたり、ハンデになるルールを考えたりするのが僕の役目でした。

ただ、極度の負けず嫌いなので、自分は勝ち越して一日が終わるように工夫をします(笑)。とはいえ、みんなが「楽しかった。また明日も来たい」と思える状態を目指していました。そうしないと、遊びが長続きしないので。

小学4年の時、テレビゲームが流行しました。友達の家に通い詰めた結果、1年もしないで飽きてサッカーに戻りました。敷かれたレールをなぞって遊ばされるよりも、自分で遊び方を考えるほうが楽しいなと思って。

ある時、サッカーのルールブックを買って読むと、それまで知らなかったルールが出ていました。早速、試合中に「はい、それ反則!」と新知識を披露すると、みんな「えー、そんなルールあるの?」と言いつつも、それに従ってゲームを進めるようになるんです。その頃から、「ルールを知らないと損するな」と思うようになっていました。

中学生の時、大学では法律を学べるらしいと知って、法学部にいこうと思いました。中学、高校とサッカー漬けの生活を送りつつ、受験勉強に興味を持てなくて、推薦で慶応大学の法学部に入ることができました。授業は一般教養も含めて、98%出席するという変わった大学生でした。法学部だと司法試験というレールがあるので、自分も受けてみようと思い、予備校にも通い始めました。