私は埼玉県で生まれました。親は厳しく、いい大学に行き、大企業に勤めたり公務員になったりするのが一番だと考えている人で、小学校5年生の時には電車に乗って塾に通わされていました。ただ、私自身は勉強をしなければいけない理由が理解できず、窮屈さを感じていました。

そんな気持ちで勉強していたこともあり、小学校、中学校と受験するも失敗してしまいました。やりたいと思ったことじゃないと、どこか本気で取り組めない自分がいたんです。負けず嫌いの一面もあって、失敗続きな自分に劣等感もあったけど、なぜ勉強するのか分からず、その答えを探していました。

そんな調子だったので、親と交渉して、高校は進学校に行くので入学後は自由にさせてもらうことにしたんです。実際に、高校では全く勉強しませんでした。毎日遅刻して行き、部活にだけ取り組み、テストは全て赤点で毎回追試。かなり校則が厳しい私立高校の中でも、極めて不真面目な生徒でした。卒業もギリギリで、親は呼び出された時にその状況を初めて知り、とても落胆していましたね。

また、大学進学に対しても疑問がありました。周りの友達はあたりまえのように大学を目指して勉強しているけど、なぜ行きたいのか理由を聞いても特にないんですよね。私も一応は受験はしたものの、疑問があったのでどこにも合格することができませんでした。

この時に、改めて自分は何がしたいのか考えた時に、ふと浮かんだのが海外に行くことでした。それまで海外に行ったことはなかったけど、海外で活躍したいと漠然とした憧れがあったんです。