大学に入ってからは授業とバイト漬けの日々が始まりました。友だちの紹介で庭師のアルバイトを始めることにしました。

最初は草むしりや落ち葉ひろい等の雑用から始まり、正直、面白いとは思いませんでした。しかし、少しずつ木を切るなどできる仕事が増えると、庭師として働く面白さが分かってきたんです。

また、他にも学童保育や子ども向け学習塾など様々な場所で働きました。特に、スーパーでキウイフルーツのプロモーションイベントをするアルバイトは、学べるものが多くありました。仕事内容としては、スーパーの野菜売り場などの一画でキウイフルーツの試食や調理方法を紹介して、「キウイフルーツの美味しい食べ方」を知ってもらうものでした。

もちろん販促の効果もあり、それこそキウイだけで一日100万円を超えるような売上に達する日もありました。そのため、スーパーの担当者の人からすると「販促」をしてほしいという要望が強くなってきます。しかし、イベントの目的はあくまで美味しさを伝えることなので、利益相反はしないものの、関係者の利害を調整してイベントを成功させる力のようなものが身についていきました。

そんな生活をしているうちに、就職活動の時期を迎えました。正直、そこまでやりたい仕事はありませんでした。そこで、興味のあった音楽業界や造園業界を中心に会社を受けてみたものの、結果は全滅でした。

ただ、庭師のバイトは面白いし、それだけでも生活できるほどの稼ぎはあったので、就職しないで良いと思い、就職活動を早めに切り上げてしまいました。