私は岐阜県で生まれ育ちました。

小学校を卒業と同時に引っ越すことになり、仲の良い友達と離れなければなくなりました。
親のせいで引っ越さなねばならないのに、忙しいとその悲しみを受け止めてくれなくて、
反発もしたりしました。

とはいえ新しい学校でも友達はでき、楽しく過ごしていました。
ただ、いつも仲良くしてくれる友達がいたのですが、
その子は人気者で、なんで私と仲良くしてくれるのか、
この子と友達じゃなかったら他の子は自分なんかに見向きもしないのでは、
なんて考えて不安になることもありましたね。
なるべく好かれるような自分でいようと、本音は抑えるようになっていきました。

そんな風に中学時代を過ごしながら、
高校を選ぶ時に将来の進路を考えたのですが、特になりたいものはありませんでした。
しいて言えば、子どもが好きだったので、将来は保育士になろうかと考えていましたね。

また、中学3年生の頃、『遥かなる甲子園』という漫画にハマりました。
この漫画は聴覚障害のある高校生が甲子園を目指す話で、すごく感動的だったんです。
みんなに読んでほしいと思ってクラス中に広めてたのですが、
そんな時、一番仲の良かった友達の親が聴覚障害者だと教えてくれたんです。

ショックでしたね。
それまで教えてもらえてなかったことも悲しかったですが、
こんなに身近に聴覚障害を持った人がいるとは知らずに、
軽率な行動をしていた自分自身の無知さ加減に呆れましたね。

この時初めて身の回りにも障害を持つ人がいるということを実感しましたね。

その後、普通高校に通った後は、福祉と保育、どちらも学べる学科のあった短期大学に進学しました。