自分が関心を持ったことには「えいや!」で物事を決めて動くような性格でした。

中学生の時に姉が持っていた漫画でアメリカに興味を持ち、
高校1年の時にアメリカに留学に行くことに決めたんです。

中学高校と国立の一貫校に通っていたのですが、
恵まれた環境ではあったものの、ある種ぬるさを感じることもあったんですよね。

「ここだけが世の中じゃないよね?」

という感覚がありました。

ところが、実際に留学が決まってからはトラブルの連続でした。
留学のプログラムを利用したのですが、ホストファミリーが決まったのが渡航の2日前で、
学校も決まらぬまま出発することになったんです。

また、実際に到着すると、一番近い公立高校から受け入れができないと言われ、
仕方なく、近隣の私立学校に直談判しに行き、受け入れてもらうことになりました。
英語もままならない中、いきなりバタバタの日々でしたね。

それでも、アメリカの生活で初めて日本を外から見ることができ、

「自分の常識は、誰かの常識と異なる」

ということに気づきました。

たまたま通っていた学校が敬虔なカトリックの学校で、
世界史の授業では自分が習ったものと全く違う歴史を教わりましたし、
ちょうど、2000年の大統領選の時期に居合わせたのも刺激的でした。

また、アメリカに関心を持ったもう一つの背景として、
小さい頃から、人への関心があり、精神科医や臨床心理学師に憧れていたんですよね。

そんな背景から、一度はそういった分野で先進的なアメリカの大学へ進学しようと考えたのですが、
どうやら、日本人とアメリカ人は違うという感覚から、
日本人の心理学を学ぶため、日本の大学に進学することを決めました。