大阪府大阪市で生まれました。父はアントニオ猪木が好きで、レンタルビデオ店でプロレスの試合のビデオを借りて、僕によく見せてくれました。

ビデオなのにテレビの前で「いーのーき!いーのーき!」と応援しながら観戦していて、僕が「いーのーきって誰?」と聞くと「これはアントニオ猪木っていうおじさんで、プロレスラーなんや。ウルトラマンとか仮面ライダーとかのヒーローよりもこのおじさんは強い」と教えてくれました。

僕はそれを真に受け「この人みたいに強くなりたい」と夢中になりました。周りの友達がいろんなキャラクターに憧れる中、僕の憧れはプロレスラーのアントニオ猪木選手になったんです。

それからは夢中でプロレスのビデオを見まくりました。小学校に入学する頃には、近くのレンタルビデオ屋さんにあるビデオは見尽くしてしまい、プロレス専門のテレビ番組もよく見ていました。また、プロレス専門の雑誌や新聞も読んでいて、レスラーの名前で漢字を覚えましたね。

小学校に入学した後は友だち相手に半ば強制的にプロレスごっこをして遊んでいました。あまりに強引に勧めるのでクラスで問題になり、親が学校に呼び出されたこともありました。

小学校高学年になると、学校を卒業してすぐにプロレスラーになりたいと考えるように。でも日本には義務教育があると知り、それなら外国に行ってレスラーになろうと思いました。親にも「小学校を卒業したら外国でプロレスラーになる」と言っていました。親は冗談だと思っていましたが、僕は本気で、旅行ガイドブックを手に入れ真剣に読んでいました。