奈良県生駒市に生まれました。小学校くらいまでは体が小さかったこともあって、自分に自信がなく、どちらかと言えば大人しい性格でした。人を押しのけてまで前に出るのは得意ではなく、なるべくことを荒立てないように過ごしていましたね。

中学生ごろから身長が伸び出し、テニス部に入ったこともあって運動が得意になりました。そこからだんだん自信が持てるようになり、3年間学級委員を務めるなど、クラスの中心的な役割を果たしました。また、お笑いが好きでよく見ており、自分自身も人を笑わせるのが好きだったので、クラスを明るくする盛り上げ役でもあったように思います。

自信がついて堂々と振る舞えるようにはなりましたが、根は慎重でした。何かで実績を上げるとか、自分で「これだ」という根拠がないと前に進めないタイプでしたね。

高校は、特に深く考えず学力的に手が届きそうという理由で、地元の公立高校を選びました。入学後はあまり勉強はせずに、ずっと友達と遊んでいました。何をするにも友人と一緒でしたね。進路選択の時期になっても将来の明確なビジョンはなく、とりあえず大学に行くか、くらいの気持ちでした。それなりの学校に行ったら親も文句は言わないだろうと思い、関西で有名な私立大学を目指すことにしました。

高校3年の時に通い出した塾での世界史の授業が大変面白く、はじめは西洋史を深く学べる学部に行こうと思いました。塾で受験勉強の範疇を超えて歴史の本質の一端を教わったことで、もっと深く学んでみたいと思ったのです。しかし結局、何となく就職に役立ちそうという理由で、経済学部に行くことにしました。普段は面白いことが好きなのに、進路選択など重要な決定を迫られた時は、安定を求めてどこか置きにいく自分がいたんです。進路を決めてからは絶対に合格するという覚悟のもと、毎日夜遅くまで死ぬ気で勉強していました。

その甲斐あって、志望校に無事合格。大学入学後は、バイトと遊びの毎日でした。高校の時の友達、大学で新しくできた友達、バイト仲間、と順番に遊び、遊びに行く日が足りないと思っていました。学部の勉強は、そこまで興味のある内容ではなかったこともあり、ほとんどしませんでした。単位だけは要領よく取得していましたね。

就活の時期になると、文系の自分でも主役になり得る、名の知れた大企業で働きたいと考えました。そこで、大手を中心に金融や保険関係の会社にエントリー。最終的には人が合いそうだという理由で、クレジットカードなどの決済事業をしている三井住友カード株式会社への就職を決めました。